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FSSC22000食品安全管理の国際規格 北海道そば製粉が取得

2018/4/14配信

 苫小牧市柏原の北海道そば製粉(松島永典社長)が13日、国際的な食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証を取得した。国内の認証機関によると、そば製粉製造分野での取得は国内初。認証機関の職員から認定証を受け取った松島社長は「今後も安全な製品造りを進め、日本全国で安心してそばを食べてもらえるよう取り組みたい」としている。

 この認証制度はオランダの食品安全認証団体が開発し、世界各国の食品メーカーなどで取得の動きが広がっている。食品関連の国際規格ISO22000と、それを発展させたISO/TS22002―1を組み合わせた食品安全管理の高度な規格。食品製造などに係るリスク分析を行い、管理すべき点を明確にして安心、安全な食品製造の環境を保証する。国内では食品製造工場を中心に約1400件で認証されているが、道内ではまだ少ないという。

 同社はそば粉製造の国内最大手、日穀製粉(長野市)などが出資。道内最大級となる年間最大5000トンのそば粉を生産できる製造拠点として2016年9月に操業した。松島社長によると、認証取得は工場設計段階から計画しており、「当社製品の安全性を示すものとして絶対に必要と考えていた」と説明。認証を取得することで大手企業との取引に向けた工場監査が省略されるといい、「業務効率化にもつながる」とメリットを語る。

 昨年11月に書類審査を通過し、今年2月に認証機関による工場の現場審査を実施。設備や社員教育、食品製造に絡むリスクのチェック体制などの審査が行われ、正式に認証された。工場の製造設備は、変更を伴うケースが多いため、認証機関のチェックは毎年行われるという。

 松島社長は「高いレベルで設備などの維持管理が求められるが、安全安心な製品を取引先にアピールできる強みがある」と述べ、大手企業を中心とした営業面へのプラス効果に期待を寄せる。

 同社は現在、道産そば原料を使ったそば製粉を年間約1000トン生産。当初目標の1200トンが達成に近づいている。今後は認証取得を生かして取引先の拡大などを進める考えで、「当面の目標として、現在の生産目標の倍に当たる年間2400トン規模を目指したい」としている。 

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