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苫小牧市、洪水マニュアル作成 苫小牧川、勇払川、安平川を設定

2018/4/9配信

 苫小牧市は、洪水発生時の避難対象地域や避難基準、避難指示の伝達方法などをまとめたマニュアルを初めて作成した。大雨で洪水が想定される河川として、苫小牧川、勇払川、安平川を設定。3河川に近く床上浸水の危険性がある地域を明記した。胆振日高地方では近年、大雨災害による被害が多発しており、市は人命を最優先に安全指針となる同マニュアルの活用を進める考えだ。

 洪水マニュアルは市民が迅速に避難行動を取れるよう、避難勧告や避難指示を発令するための基準として、国や道のガイドラインなどを参考に市がまとめた。国の水防河川の水位情報などを基準に、避難行動を取る判断基準、避難対象地域、学校や公共施設の避難先、避難情報の伝達方法を示している。

 避難勧告などを発令する判断基準は、(1)避難準備・高齢者等避難開始(2)避難勧告(3)避難指示の3区分。各河川ごとに水位などの基準を設けており、最も緊急度が高い避難指示では、▽河川の決壊や越水の発生▽異常な漏水および浸食の進行などで決壊の恐れがある場合▽各河川の堤防高(苫小牧川9・12メートル、勇払川3・23メートル、安平川8・99メートル)に達する可能性がある場合―などとした。

 対象エリアに住む市民に求める行動も各区分ごとに対応を明記。レベルに応じて指定緊急避難場所への避難を求めているが、状況に応じてその場所が危険と感じた時は近隣の安全な場所、生存可能性が高いと考えられる屋内安全確保などへの避難も求めている。

 避難勧告や指示の伝達はテレビ・ラジオ放送のほか、防災行政無線や市広報車、消防車などで行う。市が町内会や老人ホーム、障害者施設にも直接電話で連絡することも定めている。

 避難対象地域は苫小牧川周辺が見山町や木場町など37地域、勇払川は7地域、安平川は4地域。3河川以外でも洪水リスクなどが明らかとなった場合は同様の基準で避難を行うとしている。

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