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苫駒大新学長に田崎准教授 京都育英館「改革への意欲に期待」

2018/3/31配信

 学校法人京都育英館(京都市)は、2018年度から運営する苫小牧駒沢大学の新しい学長に、同大国際文化学部の田崎悦子准教授(63)を選任した。4月1日付で就任する。

 同法人によると、23日に理事会を開き、田崎氏の他、新副学長に同法人理事で北海道栄高校の渡邊和弘校長(55)、国際文化学部長の関谷雅弘教授(59)の選任を承認した。任期は共に4月から1年間。現学長の川島和浩教授(54)は任期満了で31日付で退任する。

 田崎氏は北大大学院教育学院博士課程修了。エア・ドゥ社長付ゼネラルコーディネーター、大阪教育大学キャリア支援センター副センター長などを経て16年4月から現職。専門はキャリア教育。同法人の松尾英孝理事長は田崎氏について「大学改革への強い意欲が感じられ、民間企業でのキャリアにも期待している」と話す。

 松尾理事長と田崎氏らは30日に苫小牧市役所を訪問し、岩倉博文市長に新体制について説明した。本紙の取材に田崎氏は「学生が何を望み、地域から何を求められているのかを考え、改善に取り組みたい」とし、岩倉市長は「行政としてできることはしっかりと支援したい」と述べた。

田崎新学長に聞く「人を育てる取り組み目指す」

 運営法人が駒沢大学から京都育英館に変わり、今春、新たなスタートを切る苫小牧駒沢大。入学者数減少など厳しい経営環境にある同大の新学長に就任する田崎悦子准教授に、大学再生への意気込みなどを聞いた。

 ―新学長としての抱負を

 「ゼロからの出発ではなく、大きなマイナスからのスタート。昨年の2カ月間、学長代行を務めた中で大学のさまざまな課題が見えた。学生をきちんと育て、教職員が生き生きと力を発揮できる環境をつくりたい。人を育てるという大学本来の取り組みをしっかり目指したい。時間をかけて全体で合意形成を図ることは理想であるが、短期間で大きく変えなければならない状況だ。この1年間で学生と教職員、地域にとってあるべき大学の姿にしていきたい」

 ―大学再生へどう取り組んでいくか

 「教育の質を向上させ、学生の満足度を高めることが重要だ。これまで、学生が自分の力を十分に発揮し、納得できる就職先を得るための働き掛けも不十分だった。苫駒大の学生は、自分に合った就職先に進みたいという意欲が高く、支援していきたい。学生や地域が苫駒大に何を求めているのかについても考えていくことで、大学の在り方が見えてくると思う」

 ―地域との関わりをどう強めていくか

 「大学体育館の貸し出しなどにとどまっていたスポーツ面での地域連携を強めるなど、市民との関係をより深くしていきたい。9月には市内中心部を歩くウオークラリーを開くことも計画している。学生ならではのアイデアを盛り込み、地域の人々との接点にしたい。市民がもっと気軽に大学へ足を運んでもらうようにしたい。一般市民でも大学の食堂や図書館が利用できることも知られておらず、学生が主体になって地域に大学をPRする形にしていきたい」

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