日高自動車道、開通前に本線上でパレード 日高門別IC―日高厚賀IC
2018/3/19配信
4月21日に開通する日高自動車道の日高門別IC(インターチェンジ)―日高厚賀IC(14・2キロ区間)の事前記念イベントが17日、日高厚賀側の本線上で行われた。周辺住民や愛好家が一足早く開通前の高速道路を歩いたほか、産地ならではのサラブレッドやポニーもパレードに参加。本格開通を前に機運を盛り上げた。
地方自治体などで組織する「優駿日高道!!オールひだか魅力発信協議会」の主催。式典では、日高町の三輪茂町長が「いよいよ来月に開通する。日高の観光や産業に大いに役立つものと期待している」と笑顔であいさつした。
パレードには、公募で選ばれた日高町内の小中学生と保護者66人が参加。サラブレッドなど馬10頭も列に加わり、本線上を約650メートルを歩いた。日本中央競馬会(JRA)イメージキャラクターのターフィーくん、ホッカイドウ競馬公式マスコットキャラクターのホクトくん、ナナセちゃんも騎乗してアピールした。
参加した同町の亀谷幸正君(9)は「普段歩けないところを歩けて楽しかった。馬が格好良かった」と笑顔。父親で公務員の正勝さん(40)は「新ひだか町への通勤に便利。自然災害などで国道が通れない時も利用できそうでありがたいですね」と語った。