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苫小牧市人口道内4位 釧路市を22人上回り入れ替わる

2018/2/7配信

 住民基本台帳に基づく1月末の人口で、苫小牧市は17万2236人(前月比137人減)となり、釧路市の17万2214人(177人減)を22人上回り、初めて道内4位の人口規模となった。水産など地域経済の低迷を背景に釧路市の人口減が急速に進み、4位から5位に転じた。一方、苫小牧市の人口も4年連続で前年割れしており、人口減少対策の重要性は増している。

 苫小牧市人口の道内順位が入れ替わるのは、帯広市を抜いて5位に浮上した2004年以来。人口規模で道内4番目の都市の位置付けとなったが、岩倉博文市長は「うれしいというよりは、逆に人口減への危機感が強くなった」と複雑な心境を明かした。

 1月末時点の人口を前年同月比で見ると、苫小牧市は867人減、釧路市は2135人減で減り幅が大きい。道内主要都市の両市が共に人口減少が進展しており、対策の必要性に直面している。

 釧路市の人口は1980年代に22~23万人に達したが、石炭や水産など地域基幹産業の衰退を背景に若い世代の流出が進み、少子高齢化が加速。同市の担当者は「死亡が出生を上回る自然減が続いており、昨年の自然減は1200人以上にもなった。転入より転出が多い社会減はここ数年減少幅を縮めているものの、昨年は840人を超えた」と説明する。

 苫小牧市も13年12月末の17万4469人をピークに減少傾向に転じ、年間300~700人程度の落ち込みが続いている。特に地域産業などを支える生産年齢人口(15~64歳)の減少拡大が顕著。岩倉市長が就任した06年7月末で11万7752人だった生産年齢人口は、17年12月末に10万2855人となり、11年余りで1万4897人も落ち込んでいる。

 人口減少対策を盛り込んだ総合戦略を所管する市政策推進課は「魅力的な雇用環境や子育て施策などを発信するなどし、若い世代の流入を増やしていけるようにしたい」としている。

 一方、4位浮上を経済界は歓迎。苫小牧商工会議所の森本恭行専務理事は「企業誘致などを進める上では、道内4位の人口というのがアピールポイントの一つになると思う」と話した。

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