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苫小牧市の共同墓、申請受け付け開始 反響大きく初日42件

2018/2/6配信

 苫小牧市が今年4月に高丘第2霊園内で開設する共同墓の利用申請の受け付けが5日にスタートし、初日だけで42件(遺骨61体)の申し込みが寄せられた。来場者は134人に上り、本来受け付けていない生前予約を申し出る人もいるなど反響は大きい。人生の締めくくりを迎えて「終活」意識の高まりがあるとみられるが、市は利用条件など正しい情報を提供するとともに、「受け付けは通年で実施している。家族や親族とも相談を」と呼び掛けている。

 共同墓は遺骨を骨箱や骨つぼから取り出し、施設に直接納める合葬方式。5千体の遺骨を収容できるスペースがあり、一度納骨したら取り出せない。市営の共同墓がなく、市が2013年に実施したアンケートなどで希望者が多いことが分かり、整備することが決まった。

 共同墓の利用に当たっては、▽遺骨を管理する申請者が市内に在住、本籍がある▽故人が市内在住か本籍があった―などが基本条件。市の担当者は「市内在住や本籍がある65歳以上の人で、2親等以内の親族が不在、または絶縁状態で、埋葬を希望する人は希望届を出すことができる」と説明する。身寄りがないなどの場合に限り、事前希望の意思表示が可能だ。

 臨時窓口では初日だけで134人が申請に足を運び、旭町の40代男性は「お墓がないので2年前に亡くなった父親の遺骨を納めたい」などと話した。実際に申請を受け付けたのは42件だが、中には生前予約ができると勘違いしたケースも多く、市では今後、正しい情報提供を進める考えだ。

 市環境生活課は「納骨は4月9日から始まるが、受け付けは通年で行っている」と説明。反響が大きい背景には、子供などに迷惑を掛けたくないという思いや生前に段取りを済ませたいという意識の高まりがあると見られるが、「家族や親族としっかり相談してほしい」と話している。問い合わせは市環境生活課 電話0144(32)6333。

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