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節分商戦活発 各店、豆類の売り場拡大、恵方巻は予約アピール

2018/1/18配信

 2月3日の節分が近づき、関連商品の商戦が苫小牧市内でも熱を帯びている。大型店やスーパーが豆類の売り場を拡大し、すし店は特製恵方巻の予約をアピール。温泉施設も豆のプレゼントキャンペーンを準備するなど、それぞれ消費者の目を引こうと趣向を凝らす。

 イオン苫小牧店(柳町)は、豆類の種類を通常の5倍の約60品に増やした。150円台のウグイス豆(100グラム入り)や300円台のラッカセイ(300グラム入り)が人気で家族連れや60代の購入者が目立つ。担当者は「国産のラッカセイも需要が高まっている。例年、販売のピークは節分直前になる」と言う。

 恵方巻は、ミシュランガイド東京で三ツ星を獲得したすし店監修の商品から巻物に見立てたロールケーキまで15種類を用意。予約を29日まで受け付けている。価格帯は400円台から2100円台までと幅広い。

 市内のすし店7店が加盟する北海道鮨商生活衛生同業組合苫小牧支部(榊収治支部長)はカニやアナゴ、かんぴょう、玉子など9種類の具材が入った「かに穴子入り寿司」(1本税抜き1000円)と7種類の具材を楽しめる「丸かぶり寿司」(同500円)の2種類の恵方巻の予約を2月2日まで受け付ける。大きさや価格を抑えたハーフサイズもそろえた。

 スーパーやコンビニエンスストアとの競争が激化する中、例年7店で1000本ほど売れており、榊支部長は「しゃりにこだわり、冷めてからもおいしい一品を限定で用意している」と強調。「今年の恵方は南南東。年に1度食べる恵方巻は良い物を食べてもらいたい」とアピールする。

 すし店の魚徳(春日町)は、イクラやサーモン、ホタテなど15種類の具材を詰めた重さ1キロの生太巻(税込み3500円)の予約も受け付けている。

 このほか、オートリゾート苫小牧アルテンゆのみの湯は、2月3日に節分の日サービスとして、利用者に節分豆を1袋プレゼント。配布個数などは未定だが、担当者は「オープン以来続けている取り組み。例年は高齢者が多く受け取っているが今年は3日が土曜日なので、家族連れなどにも配れるのでは」と期待を込めた。

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