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児童虐待早期発見へ 関係者対象に初の研修会

2018/1/12配信

 苫小牧市は10日、市が独自に作成した児童虐待チェックリストの活用法を伝えるための研修会を市民活動センターで開いた。保育施設や幼稚園の関係者、子供支援に関わる市職員を対象とした初の試みで、約40人が出席。架空の事例を示し、チェックリストを使いながら対応方法を検討するグループワークも行われた。
 
 チェックリストは全50項目。保育施設や幼稚園など乳幼児に関わる施設での活用を想定し、市こども支援課が作成した。子供や保護者の様子、生活環境について気になる点があった際にリスト内の各項目をチェックし、園内での状況整理や情報共有、園での対応検討などに用いる。
 
 研修会では、同課の職員がリスト導入により「虐待の判断や通告に対する不必要な迷い、心理的負担が軽減できる」と説明。経過を追って客観的に記録することができるため、個人の感覚に頼りがちな判断も園内全体として行えると強調した。
 
 この後、出席者は六つのグループに分かれ、リストを使って対応方法を考える活動を行った。明確に児童虐待と判断するのが難しい架空の事例が示され、出席者はリストの項目に照らし合わせながら情報を整理。項目を埋める中で「現時点では、お母さんのことを全然理解できていない」「お母さん(保護者)とおばあちゃんの関係はどうなのか」など、気づきもあった様子。出席者からは「リストがあると、園が今行っている対応の不足点が見つかり、次の手だてが見えやすい」「自分の園でもぜひ使いたい」という声も上がっていた。
 
 同課は「リストを配布して終わり、ということはしたくない。関係者の意見を聞きながら、リストに関する研修会を重ねていきたい」と語った。

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