冬道を上手に歩くこつ学ぶ トヨタ北海道が講習会
2017/11/23配信
冬本番を前にトヨタ自動車北海道は22日、苫小牧市沼ノ端スケートセンターで社員対象の冬道安全歩行講習会を開いた。参加者はスケートリンク上で、つるつる路面の上手な歩き方を学んだ。
北海道の冬道に慣れていない道外関係企業からの出向者や新入社員ら15人が参加。苫小牧工業高等専門学校准教授の野口勉さん(ウインターライフ推進協議会アドバイザー)を講師に迎えた。
野口さんは「路面が最も滑りやすくなる気温は氷点下1・5度程度」と説明。転ばないために歩幅を小さくし、足の裏全体を路面に着けるよう「すり足で歩こう」とアドバイスした。
参加者は通勤用の靴を履き、ヘルメットをかぶってリンクの氷上で安全な歩き方を練習。今年入社した男性(22)は「札幌出身で凍結路面の歩行は慣れているつもりだが、昨シーズン転んだ経験もあるので注意したい」と気を引き締めた。講習会は毎年この時期に企画。12月13日まで5回開き、計約60人が参加するという。