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「Softly」年内で活動休止 事務所「期間は未定」

2017/10/24配信

 とまこまい観光大使を務める苫小牧市出身の2人組音楽ユニット「Softly」(ソフトリー)が12月31日をもって、活動を休止することが23日、公式ホームページで発表された。休止は「お互いが自分自身とアーティストとしての芯の部分にもっと向き合うための時間」と説明。所属事務所によると「休止期間は未定」という。

 Softlyは、シンガーソングライターデュオで、ボーカルのMUTSUKIさん(20)とギターのHARUKAさん(20)で2013年に結成された。当時高校1年生だったMUTSUKIさんが「バンド組みたいなぁ」とSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿したのがきっかけで、共通の友人がHARUKAさんを紹介した。

 苫小牧駅で路上ライブなどを重ね、14年10月にはNHKEテレの番組「スクールライブショー」に出演し、オリジナル曲「おれんじ」を披露。同番組内でMUTSUKIさんは「私(MUTSUKIさん)以外が歌うならギター弾かないって(HARUKAさんが)言ってくれた。私も同じ気持ち」と信頼の厚さを語っていた。

 苫小牧市内では野外音楽フェス「活性の火」に、出演。15年秋、王子町のライブハウス「エルキューブ」で開かれたワンマンライブでメジャーデビューを発表した。今年4月には、「スキナノカナ」が高橋留美子さん原作のNHKEテレのアニメ「境界のRINNE(りんね)」第3シリーズのエンディング曲に起用された。ダンス経験を持つMUTSUKIさんによる同曲の振り付け「放課後ダンス」も若者の心をつかみ、女子中高生に人気のスマートフォン向け動画投稿アプリ「ミックスチャンネル」で2人のダンスをまねして踊る動画の投稿が相次いだ。

 8月18、19日には初となる全国ツアーの最終公演をメジャーデビュー発表の思い出の地であるエルキューブで行った。同ライブハウスでの公演は15年の単独ライブ以来で、初日はHTBの深夜番組「おにぎりあたためますか」のエンディングテーマにも採用されたインディーズ時代のデビュー曲「Maybe~どうでもいいの~」を皮切りにライブがスタートし、市内外からファンが詰め掛けた。

 Softly結成日の12月22日に札幌市中央区の道新ホールで開かれるワンマンライブが活動休止前、最後のライブとなる。レギュラーラジオ番組「FM NORTH WAVE」の「Softly、はじまるよ。」は同月26日の放送で終了する。

 MUTSUKIさんは「私たちはすごく前向きな気持ちで、活動休止を決めました。それぞれが進むストーリーの中の一つのアルバムに私たちが、輝いていますように」。HARUKAさんは「心の底から音楽が大好きで、永遠にSoftlyが大好きです。きっとこれからも音楽に生きます。皆さまにまた何らかの形でお会いできる日が来た時はよろしくお願いいたします」とコメントした。

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