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苫工3年の3人、最優秀賞に輝く 高校生建築デザインコンクール

2017/10/11配信

 苫小牧工業高校建築科3年の田村祐太さん(17)ら3人が、2017年度高校生建築デザインコンクール(道など主催)で最優秀賞に輝いた。北海道子どもの国公園(砂川市)に設置するあずまやの設計を競うもので、応募総数108点の中から選ばれた。18年度以降に3人の設計を基にして実際に建てられる予定で、関係者から喜びの声が上がっている。

 公共建築物のデザインを高校生から募るコンクールで、今年の設計課題は「北海道子どもの国公園 水景(噴水)施設の利用者休憩所としてのあずまや」。自然に囲まれた公園である子どもの国の敷地内に木造平屋建て、延べ床面積24~30平方メートル規模で車いす利用や子供連れにも配慮し設計することを条件とした。

 建築科に在籍する個人または3人以下のグループを対象に8月末まで募集。9月下旬に審査結果が発表された。

 3人は「Wood Arch」と題し、円形の噴水に沿った緩いアーチ状の屋根を持つ半月形のあずまやを設計。「保護者のそばで子供たちが遊べるように」と屋根の両端を地面に着けて高さを抑え、子供たちが自由に登って遊べるようにした。「噴水を囲むアイデアが素晴らしく、デザイン性も高い。子供たちの遊び心をくすぐる」と審査員の高い評価を得た。

 高さは約3メートルで、設計には盛り込んでいないが、建築時には手すりが設けられる。

 メンバーの菅原拓さん(18)は「最優秀賞を目指して作った。今回の経験を今後の設計にも役立てたい」と受賞を喜ぶ。田村さんは「自分が携わったものが形になってうれしい。今後の勉強や仕事の糧になる」。澤田元輝さん(18)も「本当に建つので大変名誉に思う。大きなやりがいを得た」と声を弾ませた。

 指導に当たった北側智哉教諭は「高校生らしい遊び心のあるアイデアと、実現性の両方を評価してもらえた。生徒の努力が実を結んだ」と笑顔だった。

 作品は、来年1月11~12日に道庁本庁舎で展示される。

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