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住民集まり不安な表情 「いつ帰れるのか」ため息―白老町5地区で避難勧告

2017/9/18配信

 台風18号に伴う土砂災害や水害などが懸念されるとし、白老町は18日、町内沿岸部5地区の864人に避難勧告を出した。各地区の生活館などに避難した人たちは「いつになったら帰れるのか」と不安そうな表情を浮かべていた。

 同町は17日の時点で萩野、北吉原、竹浦、虎杖浜の沿岸部の住民に対し、18日午前6時に避難所を開設することを告知した上、同6時、13人に避難準備情報を発令。同日午前10時42分には、白老地区を加えた5地区の432世帯、864人に避難勧告を出した。

 同日午後1時現在、町内7カ所に9世帯、20人が避難している。同日午前7時半すぎから、避難者が集まりだした萩野生活館。萩野前浜3区町内会の三河伸雄会長は、高齢者宅14世帯を回って避難を呼び掛けた。「昨年10月の高波被害もあったので、早々に声を掛け合って一緒に避難してきた」と話す。三河会長の車で避難してきた藤原初美さん(83)は「一人暮らしなので、昨晩は風と雨の音が気になって眠れなかった」と言う。

 虎杖浜生活館に避難してきた80代の夫婦も、昨晩からの暴風雨に不安な様子。2人はテレビから流れる情報に目をやりながら「いつになったら帰れるんだろうか」とため息を漏らした。

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