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一斉防災訓練「北海道シェイクアウト」 子供からお年寄りまで参加

2017/9/1配信

 大規模地震を想定した道民の一斉防災訓練「北海道シェイクアウト」(道主催)が1日の防災の日に合わせ、道内各地で行われた。苫小牧市内では小学校や幼稚園、福祉施設、市役所など20機関・団体、約2900人が参加登録。万が一の事態に備え、身の安全を確保する手段を確認し、防災意識を高めた。

 シェイクアウトは、2008年に米国で始まった訓練方法。地震発生時に身を守るための手段と知識を身に付けてもらおうと、道内でも12年にスタートした。地震の合図とともに約1分間、▽姿勢を低くする▽頭を守る▽揺れが収まるまで動かない―という三つの安全行動を一斉に行う。

 苫小牧西小学校では、全校生徒207人が参加。授業中に突然流れた校内放送を受け、児童たちは速やかに机の下に潜り込み、頭を両手で覆った。訓練終了後は、各クラスの担任が津波発生時にはできるだけ高い場所へ逃げることや、災害時の集合場所を家族と話し合って決めておく必要性などを伝えた。

 市内有珠の沢町にある地域密着型通所介護施設デイハウスおあしすでは、69歳から91歳の利用者10人が座布団などで頭を守りながら姿勢を低くし、揺れが収まるまでの1分間、身を守る行動を取った。

 利用者の一人、市内しらかば町の中山香代子さん(74)は、「頭を守りながら姿勢を低くすることは誰にでもできるので、地震が起きたら訓練通りに行動したい」と話していた。

 苫小牧市役所では、窓口業務に当たる職員などを除く、全フロアの職員が訓練に参加。訓練を告げる館内放送が流れると、職員は姿勢を低くして机の下に入るなどして安全行動を取った。訓練前には来庁した市民にシェイクアウトを周知するパンフレットの配布も行い、日ごろからの備えを呼び掛けた。

 訓練に参加した市子ども育成課の橋本将平さん(28)は「机の下は狭かった。訓練を重ねることで、いざという時に冷静に行動できそう」と語った。

 道によると、今回、全道では約18万3000人(暫定値)が参加登録した。

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