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「貴重な自然に親しんで」 美々川のカヌーガイド好評

2017/8/29配信

 苫小牧市植苗の專齊(せんさい)健太さん(36)と多田欣彦さん(30)の2人が、美々川を拠点にそれぞれ個人でカヌーガイド業を始め、好評を得ている。観光客らに美々川の中流域を案内しながら、1~2時間ほどカヌーを体験してもらう。2人は「多くの人に、美々川の貴重な自然に親しんでもらいたい」と意気込んでいる。

 專齊さんは、神戸市出身。旅行好きで高校生の頃から夏休みを利用して来道し、上川管内南富良野町を流れる空知川でカヌーやラフティングを楽しみ、ガイドのアルバイトをしてきた。

 北海道の大自然に魅了された專齊さんは高校卒業後、同町に移住してアウトドアガイド会社に就職。カヌーとラフティングのプロになるために経験を積み、2016年4月に苫小牧に移住してカヌーガイド業「ゲートウェイツアーズ」を立ち上げた。当時、美々川には札幌の業者しかガイド業に参入しておらず、「新千歳空港に近く立地条件も良かったので、この地を選んだ」と振り返る。

 「美々川の魅力は流れの緩やかなところ。カナディアンカヌーに初心者を乗せて安全に案内できる」と專齊さん。客の約8割は本州からの観光客で夏休み期間には東京、神奈川など関東圏、大阪、兵庫など関西圏からも子供を連れた家族が多く訪れている。「苫小牧はフェリーターミナルがあって空港にも近く、北海道の出入り口。恵まれた環境を生かして活動していきたい」と力強く語る。

 多田さんは、苫小牧市出身。実家が植苗で、「地元で生まれ育った自分にとって、カヌーは身近にあるものだった」と言う。4年ほど前、道内のアウトドアガイド会社に就職。美々川をカヌーで案内する仕事を続けてきたが、2年ほど経験を積んで独立した。準備期間を経て、今年4月からカヌーガイド業「自然体験工房うえなえ村」を設立した。

 「美々川は浅い場所が多いので、安全にカヌーを楽しめるのが魅力」と強調。「美しい景色や野鳥の姿も見られ、道内でもここまでロケーションがいい場所は少ない」と説く。

 週末の予約が入っていない時には、道の駅ウトナイ湖にカヌーを置いて美々川ツアーをアピール。利用客は観光客が多いが「地元の人たちにもぜひ、美々川でのカヌーを体験してほしい」と語った。

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