絶好の祭り日和 境内、大にぎわい
2017/7/15配信
樽前山神社(苫小牧市高丘)の例大祭(実行委主催)は15日、本祭が行われている。初日の14日に続き、晴天が広がる絶好の祭り日和。多くの会社や学校が休みの土曜日ということもあり、境内は大勢の市民らでごった返している。
約200の露店が並ぶ境内ではこの日も午前中から、親子連れや色とりどりの浴衣を着た女性たちが繰り出し、そぞろ歩きを楽しんでいた。同日正午までの最高気温は26・7度で、大人たちは涼を求めて特設ステージ前のテーブルに陣取り、ビールなどで乾杯。子供たちはかき氷などを手に露店を巡り、祭り気分を満喫していた。
市内新中野町の門田忠さん(66)は「孫に何か買ってあげたいので露店をゆっくり回ります」と話していた。
本祭では、神賑行事が最も多く行われる。午前11時から午後9時まで、大正琴や雅楽などの演奏やフラダンスなどがステージで繰り広げられる。16日はみこしを車両に乗せて市内各地を巡り、地域の安全と繁栄を願う車両神輿渡御駐輦(ちゅうれん)祭がある。午後6時には、担ぎみこしが市内住吉町を出発し、約2キロ離れた神社を目指す。
実行委によると、14日は約3万人が来場した。