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吉田拓郎さんの「落陽」をまちづくりに 苫小牧会16日旗揚げ

2013/11/15配信

 苫小牧発・仙台行きフェリー…。シンガーソングライター吉田拓郎さんが1973年に発表した「落陽」。苫小牧市にちなんだ名曲を地域活性化につなげようと、市内の拓郎ファンが動きだした。16日に「苫小牧落陽会」と名付けた市民グループを正式に結成し、「落陽」を紹介するライブ活動や、歌詞をイメージした商品開発の提案などさまざまな活動を企画していく。歌碑を設けることも目指しており、「まちづくりに生かしたい」と張り切っている。

 会結成の中心を担っているのは、苫小牧市北光町の初田輝雄さん(51)=苫小牧郵便局勤務=。中学2年の時、「落陽」が収録されたレコードを買って以来、すっかり魅了された。2007年、転勤で苫小牧に赴任したのをきっかけに、歌への思いはさらに深まった。

 「落陽」の歌詞は約40年前、作詞家の岡本おさみさんが苫小牧を訪れた際の実話に基づいて作られたという。

 岡本さんが街で出会ったサイコロ賭博好きの老人。フェリーで苫小牧を離れる際、見送りの老人からもったのは、2個のサイコロ―。

 〈女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん〉〈みやげにもらったサイコロふたつ〉。当時の記憶が詞の中で語り継がれている。

 初田さんは歌詞の背景を調べるうち、「落陽」の世界に一層のめり込んでいった。「この名曲を苫小牧のまちづくりに生かせないだろうか」。そんな思いも強め、仲間の拓郎ファンと一緒に活動グループを結成することになった。

 会の旗揚げには今のところ11人が賛同しており、「落陽」をPRするライブや、苫小牧での岡本さんの足跡を訪ねるイベントの開催、歌詞にちなんだ商品開発の提案など、さまざまな活動を企画したいという。

 将来的には市内に「歌碑」を建てることも考えている。「手紙のやり取りを通じて岡本さんからは了解を得ており、あとは共作者の吉田さんの承諾を待つだけ」と初田さん。「同じ気持ちで一緒に活動してくれるメンバーを集めたい」と意気込んでいる。

 苫小牧落陽会に関する問い合わせは初田さん 携帯電話090(6260)9018。

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