全国ご当地カレーGPで準優勝 とまこまいカレーラーメン振興局
2017/6/10配信
今月3、4日の両日、神奈川県横須賀市で開催された「よこすかカレーフェスティバル」(カレーの街よこすか推進委員会など主催)で、来場者投票により順位を決める「全国ご当地カレーグランプリ」にエントリーしたとまこまいカレーラーメン振興局(田中康明局長)の「元祖カレーラーメン」が、準優勝に輝いた。カレーラーメンが登場するのは初めてで、高い関心を集めた。初出店でつかんだ快挙に、メンバーたちは「多くの人に味わってもらえてうれしい」と喜びをかみしめている。
同フェスは、日本のカレー発祥の地とされる横須賀市でカレー関連の料理を提供するイベントで、全国のご当地カレーが集まる。今年は104店舗が出店し、2日間で約5万2000人が来場した。
元祖カレーラーメンはカレーラーメンを生み出した「味の大王」のスープに道産小麦100%の縮れ麺を入れ、ネギやワカメ、チャーシューなどを乗せたこだわりの一品だ。
著名なイベントで苫小牧のカレーラーメンをアピールしたいと、同振興局がエントリーした「全国ご当地カレーグランプリ」には24店舗が出場。各店舗で先着300人に投票用紙を配り、一品につき3点満点で評価してもらった。
元祖カレーラーメンは、優勝した長野県の黒部ダムカレー(600点)に次ぐ、422点を獲得して準優勝。3位の埼玉県の「北本トマトカレー」(421点)とはわずか1点差だった。
同振興局のメンバーら11人は力を合わせ、1食500円のハーフサイズのカレーラーメンを両日で計1240食売り切った。
田中局長は「カレーとラーメンの組み合わせが珍しく、関心は高かった。来年もグレードアップしたラーメンでフェスに臨み、優勝を狙いたい」と語った。