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ウトナイ湖に展望台を新設 高さ10メートル、エレベーター設置

2017/6/10配信

 苫小牧市は2018年度、市内植苗の道の駅ウトナイ湖に展望台を新設する。展望台の高さは10メートル前後で、車いすでの利用も想定しエレベーターを整備予定。17年度は設計作業に入り、早ければ18年秋ごろの完成を目指しており、市は新たな観光スポットとして期待を寄せている。

 展望台の整備は、新千歳空港の深夜早朝時間帯(午後10時~午前7時)の発着枠拡大に伴う地域振興策の一環。市は17年度一般会計補正予算案に設計費で約1100万円を計上し、財源として道が9割、市が1割を負担する。

 構想では、展望台は道の駅からウトナイ湖の湖畔に向かう歩道に隣接する形で建設する。鉄筋コンクリート造りで屋上を含めて3階建て、延べ面積は約300平方メートル。2階部分はガラス張りの展望スポットにする他、エレベーターでつないだ屋上からも360度の眺望を楽しめるようにする設計を検討中だ。

 ウトナイ湖はラムサール条約の登録湿地で、多くの野鳥が飛来することから野鳥愛好家をはじめ、国内外の観光客にも人気のスポット。ウトナイ湖に家族と一緒に訪れていた市内拓勇東町の男性(29)は「年2、3回、子どもたちと来ているが、展望台を造るなら、自然環境にしっかり配慮してほしい」と話した。

 市では今年度の設計業務について自然環境に配慮し、環境省などとも意見交換をしながら進め、18年度に着工、秋ごろの完成を予定する。

 16年度に78万人を超える入り込みを記録した道の駅ウトナイ湖の西村宏基駅長は「それなりの高さのある展望台。今までに見たことがない視点からウトナイ湖周辺の景観を楽しめると思うので、新たな集客につなげたい。車いすの人も訪れるので、エレベーター設置は喜ばれるとも思う」と話している。

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