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苫駒大学長に川島教授選出 29日の理事会で正式決定

2017/5/19配信

 苫小牧駒沢大学は18日、前学長の退任に伴う学長選挙を行い、国際文化学部の川島和浩教授(53)を次期学長に選出した。29日に開かれる学校法人駒沢大学(東京)理事会での承認を経て、正式決定する。苫駒大は2018年度に学校法人京都育英館(京都)へ経営が移管されるため、同大学長としての任期は来年3月末までの予定。

 今回の学長選挙は、経営移管問題に絡んで佐久間賢祐前学長(51)が任期途中の3月末に退任したことを受けて実施。立候補者は川島教授だけだったため、信任投票となり、投票権のある専任教職員32人の過半数の得票を得た。駒大理事会で正式決定されるまでは、田崎悦子准教授(62)が学長代行を務める。

 信任を受けて川島教授は「在校生や保護者の不安を解消し、経営移管がスムーズに進むよう京都育英館側と協議していく」と抱負を述べた。

 川島教授は、2000年に苫駒大専任講師として着任、08年から教授。専門は会計学。


京都育英館へいい形で引き継ぎを-川島教授に聞く

 苫小牧駒沢大学の学長選挙で選出された川島和浩教授に抱負などを聞いた。

―立候補の理由は

 私自身、駒沢大大学院の卒業生でもあり、駒大には愛着がある。苫駒大が閉じる来年3月まで約1年あるが、京都育英館へいい形で引き継げるよう運営、経営に携わりたいと思い、立候補を決めた。駒大には18年勤務させてもらった恩もある。

―経営移管をどう受け止めているか

 初めて知った時は驚いたが、組織人である以上、決められた流れに従いながらより良い状況に変える努力をしなくてはいけない。移管問題で苫駒大の課題も明らかになった。学生数が少ないことは、大学としての魅力が不足していることの表れ。これを反省点とし、魅力ある大学づくりを進める必要がある。大学は公的な役割もあるため、役割が終われば撤退する企業の論理に必ずしも当てはまらないが、経営の視点を充実させることも大切だ。

―新学長に正式に決まった後、どう取り組むか

 経営移管に向けた設置法人変更が国に認可された後、新たな大学づくりについて京都育英館側と協議を始めたい。地域の大学として市や経済団体などとも連携し、生き生きとした大学の姿を発信していきたい。来年度に向けた学生募集の流れなど、決めなくてはならないことも多い。学生に不利益が生じないよう、当初の教育プログラムが満たされる体制を整え、学生や保護者の不安を解消できるよう教育機関としての責任は果たしていく。

 移管という一つのタイミングの中で、これまでの苫駒大の在り方を振り返り、問題があったならば変えていかなければ変化は生まれない。教育力を引き上げ、学生の満足度を高めたい。大学は地域活性の起爆剤でもある。個々の研究を外部に発信し、地域の人々と共に新たなものをつくり上げていくことが大学の役割になっていく。市民にも大学の活気が伝わり、話題になる大学にしていきたい。

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