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外国人観光客の入り込み増へ ゴルフツーリズムに注目-苫小牧市

2017/5/18配信

 苫小牧市は、観光振興の戦略として海外ゴルフ愛好者の誘客に力を入れている。今月中旬、ベトナムで開かれたゴルフツーリズム商談会に市や北海道ゴルフ観光協会(札幌市)の担当者らが参加し、関係業者に売り込んだ他、8月には苫小牧市に海外の旅行業者などを招き、市内外のゴルフ場をPRする商談会「北海道ゴルフツーリズムコンベンション」を開催する予定。地元ゴルフ場を観光資源として生かし、外国人観光客の入り込み増につなげたい考えだ。

 海外でゴルフを楽しみ、観光地も巡るゴルフツーリズムは、主に富裕層をターゲットとしており、ツアーなどの誘致に成功すれば経済効果は大きいとされる。ゴルフツーリズムに注目する自治体が全国的に増えており、市内に数多くのゴルフ場がある苫小牧市も誘客に力を注ぐ方針だ。

 市は今月8~11日、同協会の関係者と共に、ベトナム・ダナン市で開催されたゴルフツーリズム商談会に参加。会場に集まった中国やインドネシア、フィリピンといったアジア地域の旅行会社などに、市観光振興課職員が苫小牧の観光パンフレット(英語版)を配布し、市内のゴルフ場をPRした。

 また、同協会や千歳市など道央の自治体と連携し、8月27~31日の日程で苫小牧市で北海道ゴルフツーリズムコンベンションを開催する予定。アジア地域の旅行業者など20社程度の参加を想定し、市内のホテルでツアーなどの誘致の商談会を行う他、苫小牧や周辺地域のゴルフ場の視察会も予定。同課は「誘致に向けて関係者との話し合いを深めたい」と力を込める。

 北海道ゴルフツーリズムコンベンションは、国が進める「ビジット・ジャパン」(訪日旅行促進事業)の一環として昨年、道内で初めて開催。道や同協会、苫小牧市、千歳市などが実行委員会をつくり、昨年5月末から6月初旬にかけて中国やシンガポール、タイなどの旅行会社を招いた商談会やゴルフ場視察会を千歳市を中心に催した。

 道央圏にはゴルフ場が多数あり、苫小牧市で10カ所、千歳市で6カ所、北広島市で8カ所が運営されている。道としても、ゴルフ場を生かした外国人観光客の誘致を目指している。

 苫小牧市を訪れる外国人旅行客は増加傾向だ。胆振総合振興局の統計によると、市内での外国人宿泊者数は15年度に3万5321人と前年度比で76%増。16年度上半期(4~9月)は1万3875人と前年同期に比べ12%伸びている。こうした中でゴルフツーリズムの誘致でさらなる入り込み増につなげたい考えで、同課は「スキープロモーションでニセコ町に外国人旅行者が集まったように、ゴルフ場を観光資源として発信していきたい」と意気込んでいる。

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