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苫小牧に男性保健師誕生 得意分野生かし市民の力に

2017/5/11配信

 苫小牧市は今年度、初めて男性の保健師2人を採用した。1人は母親と子供が心身共に健康に過ごせる支援を行う母子保健を、もう1人は介護福祉の現場で介護予防を担当する。かつて保健師は「女性の仕事」という見方が一般的だったが、近年は全国的に男性の保健師が急増。2人は「得意分野を生かし、市民の役に立ちたい」と口をそろえている。

 男性の保健師は健康支援課に配属された大西竜太さん(28)と介護福祉課に配属された池田雄二郎さん(25)。

 このうち、旭川市出身の大西さんは看護師を目指し北海道大学医学部に進学。実習で保健師の仕事に触れ、地域全体の保健福祉に関わることができる保健師に魅力を感じて進路を変更した。卒業後は釧路市の保健師として採用され、4年間、母子保健を担当してきたという。

 そこで児童虐待やきめ細かな発達支援を必要とする子供へのケアを手掛けるうち、子育てについてより深く学びたいと考えるようになり、退職して北海道大学の大学院に進学。子育てをテーマに研究を深め、再び母子保健の現場に戻ってきた。苫小牧市では乳幼児健診や個別の保健指導などを担当。「男性ということもあり、育児をするお母さんたちからは少し離れた存在かもしれないが、子育てを支える立場として知識を伝えていきたい」と話す。

 池田さんは室蘭市出身。大西さんと同様、看護師を目指し北大に進学したが実習先の病院で活躍する男性保健師と出会い、人生が一変。「患者さんが病院を退院した後も、地域の中でその人らしく生活していけるような手だてを継続的に考えるという仕事が素晴らしいと思った」と語る。大学院に進学して保健師の資格を取得した。

 現在は介護予防の教室や各種事業を担当。女性ばかりの職場だが性別に壁は感じていない。「実習先で出会った男性の保健師のように男性という性別がプラスに働き、市民の皆さんに信頼していただけるような保健師になりたい」と力強く述べた。

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