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苫小牧市、中国語通訳の職員配置 苫駒大留学経験の王慶娟さん

2017/5/4配信

 苫小牧市は今月、中国語の通訳などを担当する中国国籍の女性職員を初めて市民自治推進課に配置した。2018年に迎える苫小牧市と中国・秦皇島市の友好都市締結20周年に向けた業務など国際交流事業の他、中国に関する市民の相談にも応じ、まちの国際化を下支えする。

 中国語担当職員となったのは、市内在住の王慶娟(オウ・チンジュン)さん(33)。1日に嘱託職員として採用され、国際交流業務を担当する同課で働き始めた。

 市は、業務に必要な通訳者を確保するため、市内在住の外国人などにボランティア登録してもらい、協力依頼する体制を整えている。現在、英語、中国語、韓国語、ロシア語、ドイツ語などに堪能な外国国籍の市民など約120人が登録しているが、同課の担当者は「あくまでもボランティアなので、必要に応じてお願いし、協力してもらっている状況。最近、中国語に関する相談が目立つようになっており、しっかり対応していく必要性がある」とし、専門職員の採用を決めた。

 王さんは内モンゴル自治区のフフホト市出身。中国の大学を卒業後、23歳の時、留学で苫小牧駒沢大学に入り、日本語などを学んだ。「このまちに来た時、日常会話程度しか日本語が話せなかったが、学校で勉強したり、コンビニでアルバイトしたりして覚えました」と振り返る。

 結婚、出産を機に苫駒大を退学したが、その後も苫小牧に住み続け、市内の高校やコミセンで中国語を教えたり、外国人観光客が集まる新千歳空港の商業施設で働いたりと、母国語を生かした暮らしを続けた。

 苫小牧市は今月、秦皇島市から派遣された女性職員1人を受け入れ、6月末までの期間で国際交流業務に携わってもらうなど、秦皇島市との関わりを深めている。王さんは、派遣職員をサポートしたり、一緒に友好都市締結20周年に向けた準備に携わるなどして活動する予定。中国語の通訳や翻訳業務の他、市民向け中国語講座の講師なども担う考えで、「これからも長く日本で生活していきたいと思っている。日中友好の懸け橋になれるように頑張りたい」と意欲を見せる。

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