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「僕だけがいない街」苫小牧市内でロケ ドラマ化、ネット配信

2017/3/16配信

 苫小牧出身の漫画家、三部けいさんが手掛けた人気漫画「僕だけがいない街」(KADOKAWA)が年内にも、実写ドラマとして世界最大級のインターネット配信サイト「Netflix(ネットフリックス)で配信されることが決まり、2月中旬~3月中旬に苫小牧市内でロケが行われた。市内の風景が原作のモデルとなっているためで、テレビアニメ化や映画に続き、映像化は3度目。実写版の苫小牧ロケは初めてで苫小牧の風景が国内だけでなく世界に発信される。

 同作は漫画雑誌「ヤングエース」で2012年7月号~16年12月号に連載され、14年にマンガ大賞2位を受賞。主人公の悟が母親の殺人事件の犯人を追って、タイムリープ(タイムスリップ)により、小学生時代に戻るサスペンスで、作中には市科学センターや苫小牧美園小学校などが出てくる。

 主要なキャストは悟(大人)役に古川雄輝さん、悟の母親役に黒谷友香さん、担任の八代学役として、「TEAM NACS(チームナックス)」の戸次重幸さんが出演。制作に当たって下山天監督は、原作に忠実に映像化することにこだわり、原作に出てくる場所でロケをするなど、作品の世界観再現に努めた。市科学センターや主人公たちが通う学校のモデルとなった美園小をはじめ、市の西町下水処理センターや苫小牧川など約20カ所で撮影した。ロケは白老でも行っている。

 原作の重要シーンの一つである、廃車となったバスの場面も旧市営バスを活用するなど徹底。映像化について三部さんは「原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)、季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのではと楽しみにしています」とコメントしている。

 ロケにはとまこまいフィルムコミッション支援協議会が協力。少年野球チームの美園スラッガーズの児童が美園小での登校シーンに出演したり、小学生アイスホッケーチームの沼ノ端BLUEサンダースがホッケーのシーンに登場するなど、市民100人以上がエキストラ参加した。

 市産業経済部観光振興課は「これまでになく市内のさまざまな場所で撮影が行われており、多くのファンや観光客に苫小牧へ足を運んでもらえれば」と期待を寄せている。

 「Netflix」は本社がアメリカにあり、有料(月額1000円前後)で登録者に動画配信する世界最大の動画配信サイト。配信開始の日時は未定。

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