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白老港・第3商港区が暫定供用 第一船は砂利運搬船

2013/11/2配信

 大型貨物船の出入港に対応することを目的に、2005年から整備を進めていた白老港・第3商港区が2日、暫定供用を開始した。道内の地方港湾としては初めての水深11メートル岸壁を整備。一般貨物船で1万8000トン、チップ専用船は5万4000トンまでの大型船舶が入港可能となり、港の利便性が大幅に向上する。岸壁で記念式典が行われ、白老町はじめ北海道開発局、港湾関係者など約100人が出席。供用開始による地元や本道経済の活性化に向けて大きな期待を寄せた。

 町港湾管理室によると、第3商港区の施設概要は水深11メートル岸壁が延長240メートル、周辺道路は約1キロ、港湾施設用地は1.9メートル。船舶の安全な出入港を確保する西外防波堤は290メートルの計画に対し、現時点で約140メートルが完了。残りは当初の予定期間を延長して20年度の完成を目指すという。

 港の整備に係る総事業費は計画ベースで約150億円。このうち白老町は約29億円を負担する。

 白老港の主な取り扱い貨物は砂や砂利、石灰岩など。12年度の取扱量は101万9392トンで、道内の地方港湾では6年連続トップを誇る。全体の約8割は砂や砂利で、船舶数にすると年間約100隻の出入港実績がある。最近は東日本大震災に伴う東北の復興需要で取扱量が伸びており、「第2商港区で狭あい化が起きている」(港湾管理室)と説明。今月から第3商港区でも砂の荷役取り扱いを行い、混雑を分散化する予定という。

 第3商港区は当初、地元企業の利用を目標に整備されていたが、不景気などを理由に交渉は難航。町では積極的なポートセールスで「年間120~130隻の船舶利用を目指したい」としている。

 供用開始初日の2日は、記念すべき第1船として砂利運搬船の「第65天神丸」(2500トン)が午前7時に入港。午前10時半から行われた式典では、同船の入港を祝うとともに、戸田安彦町長が「きょうの日を新しい希望の出発点とし、今後とも道内物流拠点としての充実に加え、災害時に貢献できる機能的で利用しやすく、地域に親しまれる港にしていきたい」と述べ、来賓から利用拡大に対する期待の言葉が贈られた。

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