市民の模範、特殊詐欺を未然防止 苫小牧署が平間さんに感謝状
2017/2/16配信
苫小牧署は15日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、苫小牧市北栄町の主婦平間絵美さん(38)に感謝状を贈った。磯部哲志署長は「詐欺に関する知識と、勇気がなければできなかったこと」と市民の模範となる対応をたたえた。
平間さんは今月2日、息子と一緒に買い物に訪れた市内拓勇東町のコンビニエンスストアで、携帯電話で通話しながら店に設置された情報端末を操作する70代の男性に気付いた。話し掛けたところ、「未納金を払わなければ、東京の裁判所に出頭しなければならない」と男性は混乱した様子で、事情を聴いた結果、架空請求と判断。一緒に沼ノ端交番へ出向いて警察官に相談し、被害を直前で食い止めた。同署によると、平間さんが声を掛けなければ男性は約16万円を振り込んでしまっていた可能性があったという。
磯部署長から感謝状を受け取った平間さんは「家族も同じような詐欺に巻き込まれそうになったことがあり、男性も危ないのではと思った。被害に遭わずに本当によかった」と話していた。
同署は「突然、未納金を支払えなどという電話があった際は、詐欺の可能性が高い。すぐに警察に相談してほしい」と呼び掛けている。
平間さんは今月2日、息子と一緒に買い物に訪れた市内拓勇東町のコンビニエンスストアで、携帯電話で通話しながら店に設置された情報端末を操作する70代の男性に気付いた。話し掛けたところ、「未納金を払わなければ、東京の裁判所に出頭しなければならない」と男性は混乱した様子で、事情を聴いた結果、架空請求と判断。一緒に沼ノ端交番へ出向いて警察官に相談し、被害を直前で食い止めた。同署によると、平間さんが声を掛けなければ男性は約16万円を振り込んでしまっていた可能性があったという。
磯部署長から感謝状を受け取った平間さんは「家族も同じような詐欺に巻き込まれそうになったことがあり、男性も危ないのではと思った。被害に遭わずに本当によかった」と話していた。
同署は「突然、未納金を支払えなどという電話があった際は、詐欺の可能性が高い。すぐに警察に相談してほしい」と呼び掛けている。