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苫小牧市の共同墓、収容5000体に拡大 予想を超える関心の高さ

2017/2/11配信

 苫小牧市が高丘第2霊園に設置する共同墓について、遺骨収容数や供用開始時期を計画変更することが分かった。遺骨の受け入れを当初計画の3000体から5000体へ拡大し、それに伴う工事変更により、今年10月としていた供用開始を来年4月に変える。少子化を背景に墓の継承や維持管理に悩む人が多い中、共同墓のニーズの高さに市も対応した格好だ。

 共同墓は骨箱や骨つぼから遺骨を取り出し、施設に納める直接合葬方式で、高丘第2霊園の管理事務所南側に建設する。樽前山をモチーフにしたモニュメント、献花台やベンチなども整備する内容だ。

 当初計画は3000体の納骨スペースを設け、10月に供用開始。年間60体程度、50年間ほど受け入れ可能な施設として想定していた。しかし、共同墓建設に当たり、市が昨年11月、公共施設4カ所で住民説明会を開いたところ、合計で約300人の市民が来場。予想を超える関心の高さに市も驚いた。会場では、3000体の収容規模について市民から「足りない」と心配する意見も続出。市は共同墓に対する強いニーズを踏まえ、遺骨の受け入れを3000体から5000体に増やすことにした。

 納骨スペースを広げる計画変更で、事業費は当初より950万円増え、3300万円となる見込み。共同墓の完成も当初の9月から12月にずれ込む。7~8月に改めて住民説明会を開き、申請手続きなどを周知。受け付けは来年2月に始め、4月に供用開始する流れだ。

 利用料に関しては、当初計画通り、管理料を含めて遺骨1体につき1万1000円程度(1回限り)となる。

 一方、墓を持ちたくても経済的に困難な人もいるため、市は墓地分譲の方法も工夫していく考え。市営霊園の分譲区画は、現行で6平方メートル(使用料・管理料34万8000円)か4平方メートル(同23万2000円)の2種類しかない。このため、2017年度には1区画の面積を現行の半分程度にし、安価で試験分譲することも検討するなど、経済的負担を抑える方策を探るという。

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