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Jファーム、植物工場のカフェを一般開放

2017/1/11配信

 苫小牧東部地域で高糖度トマトなどを生産するJファーム(苫小牧市柏原、堀内博社長)は、3月末までの期間限定で、植物工場の敷地内にある団体見学者用飲食施設「カフェピリカ」の一般営業を始めた。月曜から金曜日の営業中、植物工場で育てた新鮮なトマトとベビーリーフを使った日替わりメニューなどの料理を提供する。苫東で展開する食産業の取り組みを市民に知ってもらおうという試みだ。

 Jファームは温度、湿度、日射量、二酸化炭素(CO2)、肥料などをコンピューターで自動制御し、植物の生育に最適な栽培環境をつくり出す最先端技術活用の植物工場を柏原に建設し、2014年8月に生産事業を開始。栽培面積約2・5ヘクタールの巨大な温室施設内で、トマトやベビーリーフの他、マンゴーなど南国フルーツの試験栽培にも取り組んでいる。安定した農産物の生産を可能とする先進的な技術は、国内外から注目を集め、昨年は8000人を超える見学者が訪れた。

 一般向けに営業を始めたカフェピリカは、見学者の希望に合わせて昼食を提供するために設けた施設。今回、見学者が減少する冬場の1~3月に合わせ、同社の事業を広く市民に知ってもらおうと一般開放を企画。団体見学者向けに出していた料理にアレンジを加えたメニューを用意し、9日に営業を開始した。

 営業は平日限定で、午前11時から午後2時(ラストオーダーは同1時半)。日替わりランチメニュー(税込み1200円、1日20食限定)は、月曜日に高糖度トマトのうま味が凝縮した特製ハヤシライス、火曜日にトマトソースのハンバーグなど地産地消の味を楽しめる。いずれのランチもトマトとベビーリーフ使用のサラダ付きで、同社広報の武田陽子さんは「プラントで生産した取れたての野菜を味わってほしい」と話す。日替わりランチの他、パスタや軽食などを用意し、店内では工場で生産している新鮮なトマトやベビーリーフも販売。トマトジャムやトマトジュースなど加工食品も扱っている。

 同社の親会社JFEエンジニアリング(東京)は昨年4月、市内北栄町にイタリアンレストランを開設し、苫東で生産したトマトを使った料理を提供するなど、生産から加工・販売までの6次産業化に挑んでいる。

 今回の工場飲食施設の一般開放の試みについて、Jファームの相馬勝彦広報部長は「6次産業化の一つのモデルとなる」と話している。問い合わせは同社 電話0144(84)1850。

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