7

22(土)

胆振の
明日の天気

曇り一時雨

24 / 20

主要

市民ホール建設地選定作業進む 「東小跡地」など4カ所を検証

2017/1/5配信

 苫小牧市は、新たな複合施設「市民ホール(仮称)」の建設候補地の選定作業を進めている。市は現在、移転計画のある苫小牧東小学校の跡地や旧苫小牧駅前プラザ・エガオビル解体後の跡地など4カ所を候補地とし、利点や課題などを検証しており、今年度中に建設候補地を絞り込んで示す方針だ。

 市民ホールは、築後50年近く経過し老朽化した苫小牧市民会館の建て替えに伴い、周辺の公共施設と統合した複合施設として建設する構想。文化会館や労働福祉センターなどを統合の候補にした施設の方向性を検討し、2015年度に市民や有識者を交えた検討委員会の議論を経て基本構想を固めた。16年度からは建設地や施設機能を含めた基本計画の策定作業に入り、17年度中の計画策定を目指している。

 建設候補地に関して市は、市内中心部である程度まとまった土地が確保できることなどを考慮し、苫小牧東中学校の敷地に新校舎を建設し20年度に移転を計画する苫小牧東小の跡地、現市民会館の跡地、市総合体育館の南側敷地、旧エガオビル解体後の跡地の4カ所を選び、絞り込みの検討作業を進めている。

 各候補地については▽市有地であるか▽法令上の制限はあるか▽現市民会館と比べて敷地面積はどうか▽駐車台数を確保できるか▽公共交通機関の利便性はどうか―といった面から比較検討している。この中で総合的に最も評価が高いのは、苫小牧東小跡地。主な理由として現市民会館の敷地面積の2倍以上の広さがあり、大きな催事に対応可能な駐車場も確保できるという点。しかし、公共交通機関の利便性については、路線バスはあるものの、JR苫小牧駅から一定の距離があるという課題も抱えている。

 公共交通の利便性で高く評価しているのは、各路線バスの停留所があり、JR苫小牧駅に近接する旧エガオビルの跡地。しかし、敷地面積は現市民会館より狭く、駐車場の確保が難しい点などを課題としている。

 市有地の総合体育館南側敷地については、現市民会館の敷地より広いといった優位性を持っているものの、都市計画上で「第1種住居地域」に該当し、劇場などの建設が制限されるエリアのため、都市計画の変更が必要になるという。

 最も評価が低いのは、現市民会館の跡地。駐車場不足が解消できない、建設工事中は現市民会館が利用できない、公共交通機関の利便性が低い―などの課題がある。

 市は、23日に市役所で開く市民ホール建設検討委員会で建設候補地4カ所の比較検討内容を報告し、委員から意見を聞く考え。市民生活部は「長く使われる施設なので、どのように利用してもらうのかを中心に議論してきたところ。建設場所についても丁寧に意見を聞き、決めていきたい」と話している。

週間ランキング

集計期間 07/15〜07/22

お知らせ

受付

苫小牧民報社から