1

21(月)

胆振の
明日の天気

晴れ時々雪

-3 / -6

主要

8月の爆発事故、ガス管腐食が原因-苫小牧ガス

2016/12/7配信

 苫小牧市日新町の社宅で8月に起きた爆発事故で、苫小牧ガス(一瀬博美社長)がガス事業法に基づき、事故の詳細についてまとめた報告書(事故詳報)を北海道産業保安監督部(札幌市)に提出していたことが7日までに分かった。この事故では、全身やけどを負った男性が3週間後に死亡している。地下埋設されたガス管が腐食して漏れたガスが、下水管などを伝わって住居内に広がったことが原因とみられ、同部は事故防止策を講じるよう同社に指示した。

 同社などによると、地下1・5メートルに埋設されたガス管(中圧管、内径20センチ)に1センチと0・5センチの穴2カ所を確認。ガス管は1991年に敷設された高い強度を持つダグタイル鋳鉄管で、耐用年数は一般的に60年。ガス事業法で3年に1度検査が必要だが、同社は1年に1度実施しており、昨年11月の検査で異常はなかったという。

 再発防止策としては、11月24日までに事故現場のダグタイル鋳鉄管(400メートル)を耐食性が高い「被覆鋼管」に入れ替えた。さらに花園町から明徳町までのエリアでガス漏れがないか点検し、異常がないことを確認。市内東部の点検は来春以降に行う方針で、2030年までに、家庭用にガスを届ける「低圧管」の中で古い管を耐食性の高い「ポリエチレン管」に入れ替える。

 事故詳報の提出は、8月31日付。同社の担当者は「事態は重く受け止めている。警察の捜査結果を待つとともに、再発防止に力を入れたい」としている。

 事故は、8月3日午前6時30分ごろ、市内日新町4の北海道曹達社宅5階に住む男性(62)宅で発生。男性は全身やけどの重傷を負い、同月24日に死亡した。事故当時、現場付近には大量のガラスが散乱し、一時周辺への立ち入りが規制されるなど騒然となった。苫小牧署は、ガス漏れを予見できたかなど、事故原因を慎重に調べている。

週間ランキング

集計期間 01/14〜01/21

お知らせ

受付

苫小牧民報社から