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北海道胆振東部地震

厚真の断水 復旧のめど立たず

2019/2/23配信

 21日夜発生した胆振地方中東部を震源とした地震で、最大震度6弱を観測した厚真町の豊沢地区では、水道管からの水漏れによるとみられる断水が続いている。徐々に回復しているものの、今もなお60戸以上で水が使えない。町は急ピッチで復旧作業を進めているが、断水解消のめどは立っていない。

 町によると、町職員と作業員10人体制で復旧作業を展開中。水道管の破損箇所を特定するのに時間がかかっている。23日午前10時時点で、移住者向けの分譲地「ルーラルビレッジ」の67戸は今も断水している。

 ルーラルビレッジは昨年9月の胆振東部地震で地面に亀裂が入り、液状化も起きた。水道管の被害も大きく、復旧までに1カ月以上の時間を要した経緯がある。

 町建設課上下水道グループによると、水道管は約1メートル20センチの深さに敷設されている。冬期間で地中が80センチほど凍っている上、漏れている水が地表に吹き出して来ないことから「破損した場所の特定に時間がかかっている」(同グループ)。

 町では、地区内の移住体験住宅で水やレトルト食品を配給している。同ビレッジに住んでいる40代男性は「前回の地震後も断水を経験したが、水が使えない生活は厳しい。早く復旧してほしい」と願った。

 町内本町のパート従業員の女性(45)は「豊沢地区に住む友人には給水情報が届かず、自分の家に呼んで水をくんでもらった。しっかり情報を伝えてもらいたい」と訴えた。

 22日夜に記者会見した宮坂尚市朗町長は「範囲が広く、管路の長さもあるので、復旧までにまだ時間がかかる」との見方を示した。

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