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むかわ穂別の中澤さん 純農Boy道オーディションでグランプリ

2016/1/30配信

 むかわ町穂別の中澤農園の4代目で、JAとまこまい広域青年部穂別支部に所属する中澤和晴(まさはる)さん(26)が、このほど札幌市内で開かれた「2015 純農Boy北海道オーディション」でグランプリを受賞した。中澤さんは12月まで、JA北海道をPRするポスターや各種イベントに出演し、農業の魅力を伝える。TPP(環太平洋連携協定)など農業を取り巻く厳しい環境の中で、国産農産物の魅力を伝えていきたい、と意気込む。

 オーディションは農業に熱い思いを持ったイケメンを選ぶ3回目の取り組みで昨年12月3、4の両日に札幌市内のホテルで開かれ、全道12地区から選抜された12人が出場。面接やパフォーマンスで農業への情熱や容姿などを審査基準に競った。

 中澤さんは初出場。オーディションでは、父親の由幸さん(61)が開発した長いもで、甘みが多く、山かけとろろごはんにぴったりの「だるまいも」のブランド化への将来展望を伝えたほか、生産だけではなく、子供たちへの教育活動、むかわ町の知名度アップなど地域に根差した活動への意欲も語った。パフォーマンスで「三代目JSoulBrothers」の「R.Y.U.S.E.I.」を踊り、見事グランプリを受賞した。

 中澤さんは「受賞はスタートラインで、ここから始まると思っている。まず、若く元気な農業者がいるということを多くの人に伝え、皆さんに日本の農業に関心を持ってほしい」と意気込む。「おいしいものを作り、体力的にはきついことがあっても、皆さんの健康を支えているんだ、という自負がある。TPPなどを背景に農産物がどうなっていくか分からない状況の中、皆さんが日々の食卓で国産農産物に目を向け、関心を持って食べていただけるよう、魅力を伝えていきたい」と話した。

 中澤さんは将来の中澤農園を継ぐ若き経営者としての研さんも重ねる。今年1月には、東京の早稲田大学で開かれた農産物の6次産業化のビジネスプランを学ぶアグローカルスクールの発表会で最優秀賞を受賞。「こんなにもおいしい農産物を作っているのに、なぜうまくいかないのかを考えてきた。

 今の時代、多くのファンを獲得し、魅力的な農産物を売り込んでいくための営業力、プロモーション力が、農家に求められている。『だるまいも』のブランド化を進め、そこで蓄積したノウハウをむかわ町全体の農業に広げ、力の底上げにつなげられれば」と将来を見据える。力強く夢を語る若きリーダーから、目が離せない。

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