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伝統儀式で祖先しのぶ 民族ゆかりの地で-白老アイヌ協会

2019/8/13配信

 一般社団法人白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は11日、白老アイヌ民族記念広場で第15回白老アイヌ碑先祖供養祭を行った。民族衣装に身を包んだ関係者が伝統儀式のシンヌラッパ(先祖供養)に臨み、連綿と民族の命や文化をつないだ祖先をしのんだ。

 同町高砂町にある記念広場は、大正から昭和にかけて地域のアイヌ民族のために献身的な医療活動を続けた故高橋房次医師の病院跡地。「コタンのシュバイツァー」の異名で今も語り継がれている。また、付近にはかつてアイヌの子どもたちが学んだ学校もあったため、アイヌ民族ゆかりの地として2005年、有志らがアイヌ碑を建立。以来、同協会が記念広場で毎年、先祖供養祭を行っている。

 今回は戸田安彦町長ら来賓を含めて約70人が参加。同協会の新井田幹夫さんが祭司を務める儀式に臨み、伝統の作法で酒や果物などの供物をあの世で暮らす祖先に届けてくれるよう神に祈った。広場にイナウ(木弊)や供物を並べた祭壇も設け、先人への感謝を込めて供養した。

 この後、参加者はチェプオハウ(サケの汁物)など伝統料理を味わいながら交流。平取アイヌ文化保存会の古式舞踊を鑑賞し、協会関係者らは地元白老の伝統文化を後世に引き継ぐ決意も新たにしていた。

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