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白老・胆振東部・日高

保存会メンバー、虎杖浜越後踊りを指導 虎杖小児童が運動会で披露へ-白老

2019/6/12配信

 白老町の虎杖浜越後踊り保存会(南昌宏会長)メンバーが10日、虎杖小学校(前田道弘校長)を訪れ、児童らに踊りを指導した。町の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能で、15日の運動会で披露する子どもたちへ手足の動かし方を熱心に伝えた。

 南会長をはじめ会員6人が同小を訪問。グラウンドで全校児童40人と大きな輪をつくり、「いち、にい、さ~ん、下がって下がって、回してチャン」の掛け声で踊り方を指導した。児童らも「運動会で頑張って踊りたい」「地域の伝統を受け継ぎたい」と練習に励んでいた。

 虎杖浜越後踊りは、明治から大正にかけて新潟県北蒲原群(現在の聖籠町など)から虎杖浜地区へ移住した人々によって伝えられた。”越後衆”と呼ばれた移住者が中心となった夏の盆踊りで地域に広まり、続いていたが、戦時中や戦後の一時期、消滅の危機に。現在は保存会が継承に努めている。

 後継者育成で近年、同小児童への指導を続けている保存会の南会長は「踊りを後世に残すため、地域の子どもたちに伝承していきたい」と言い、前田校長も「地元の学校として伝統文化を学ぶことは大切」と受け入れの意義を話した。

 保存会メンバーで、白老町伝統文化継承者として認定されている虎杖浜在住の本間ユキ子さん(84)も指導に当たり、「私も、大正期に新潟県北蒲原群から虎杖浜に移り住んだ父母から踊りを学んだ。昔から代々伝わる文化をいつまでも残したい」と話し、グラウンドで練習する子どもたちに目を細めた。

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