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協働プロジェクト始動へ 鵡川高と大分県立佐伯豊南高が交流

2019/6/12配信

 むかわ町の鵡川高校は今年度、大分県佐伯市の県立佐伯豊南高校とコラボしてさまざまな取り組みを展開していく構想を練っている。昨年9月に発生した胆振東部地震の際、佐伯豊南高から受けた支援がきっかけ。大分県内で開催されるイベントに合わせた商品開発などを計画しており、早ければ今月中にも北と南の離れた地にいる高校生同士の協働プロジェクトがスタートする。

 両校の関わりは、震災で被災した鵡川高に佐伯豊南高が応援メッセージや義援金を届けたことが始まり。その後、鵡川高の生徒が感謝の気持ちを表した動画を返信したことで漠然としていた構想が本格化した。3月下旬と5月上旬には佐伯豊南高の教員がむかわ町を訪れ、今月14~17日には鵡川高の堺庸充教諭(43)が現地に出向いてラジオ番組に出演する。併せて佐伯豊南高を訪問して直接感謝の気持ちを伝える予定だ。

 今後はつながりをより強固にしていくため、生徒同士の交流を軸にした活動を展開する。第1弾として佐伯豊南高が「探究活動」で行っているパン製作を鵡川高の生徒が手伝い、鵡川高の生徒が考案したオリジナルのパンを佐伯市で今秋開催予定の「パンフェス」(仮称)に出品してもらう。この間、テレビ電話などを使って意見交換し、夏頃をめどにパンを完成させていく考えだ。

 このほか構想段階だが、書道教室、防災に関わる協議なども検討中。堺教諭は「学校の中だけではなく、別の高校生や外部との関わりを持てるようになる。やってることが外部の大人や同世代の人たちに評価される成功体験を経て、心の成長につなげてほしい」と期待。今回は「そのきっかけ、土台づくりができれば」と話している。

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