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白老・胆振東部・日高

アイヌ伝統工芸を体験 イラクサから糸作り編み込み-白老

2019/3/15配信

 白老モシリは12、13の両日、しらおいイオル事務所チキサニでポンサラニプ作り体験を行った。町民10人が参加し、乾燥させ内皮を糸状にしたイラクサを使ってペットボトル入れを製作。底と筒の部分で編み方が異なるため、参加者たちは講師から何度も指導を受けながら作品を完成させた。

 町内のアイヌ伝統工芸サークル「テケカラペ」(山崎シマ子代表)が講師を務めた。山崎代表によると、ポンサラニプ(小さな編み袋)は従来はシナの皮を使って作られており、野菜を入れたまま土を水で洗い流したり、山菜採りに用いるなど、さまざまな用途に使われていたという。

 ミニ体験では、森野で採取したイラクサを乾燥させ、もんで外皮を取り除き、残った内皮を糸にしたものを使用。参加者たちは、初日に内皮から糸作りをする作業を体験してから作品作りに入った。最初に4本の糸を平らに並べたものを交互に編み込んで底部分を製作。その後、筒部分をさらにイラクサの糸を編み込み、2日間かけて完成させた。

 初めてのポンサラニプ作りを体験した井上睦さん(38)は「底の部分が特に難しかったが、とても楽しかった。完成した作品は自宅に飾っておこうと思います」と話していた。

 山崎代表は「アイヌの人たちは、何かを作る際に自然のものを使っていた。とても知恵のいることだったと思います。シナやイラクサの皮を糸にするなんて今じゃ考えられないことでしょ」と語った。

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