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むかわ町で苫小牧友の会が料理講座 足立さん講師に被災地支援

2019/3/14配信

 東胆振1市4町の主婦ら約60人でつくる苫小牧友の会(星場幸枝代表)は12日、同会員6人が暮らすむかわ町福住の学習支援センターまなぶ館で10分以内にできる料理7品のレシピを伝える講座を開いた。

 町民ら40人が参加し、講座後は会員が事前に作っておいた料理を囲んで茶話会が開かれ、災害時の備えなどについて語り合うなど交流した。同会による胆振東部地震の被災地支援の一環で新年度以降、会員が少ない安平町、厚真町への支援も模索している。

 講座で講師を務めた会員の足立洋子さん(67)は「主婦でできることと言えば料理を作ったり、暮らしの知恵について話し合うこと。できる範囲で助け合い、心に寄り添ったケアをしたい」と話している。

 講座では、7分で焼き上げ、低温調理で仕上げるローストビーフや、むかわ産レタスを使ったサラダなど7品の作り方を手際よく紹介。調理に使う複数の調味料は事前に合わせて用意しておくことなど、できるだけ短い時間で調理を楽しくするこつを伝えた。

 初めて参加した町美幸の主婦、高松久美子さん(56)は「むかわのレタスは4月からが旬。町産品を使ったレパートリーが増え、暮らしが明るくなるような気持ち。さっそく試したい」と話した。講座で伝えた料理を実際に食べながら行われた茶話会では、サラダのほか、サケずしやローストビーフが人気を集め、参加者の笑顔があふれた。

 町福住の会員、東栄子さん(68)は「地震から半年。ほっとした中で先月の余震が起き、まだ不安の中にいることを思い知った」と振り返り、同町出身の星場代表(69)と「近所や顔見知りの安心感は気持ちを明るくしてくれる。心のケアは、集まって、おいしいものを食べて、おしゃべりしながら過ごすのが一番。またこうした機会をつくれたら」と口をそろえた。

 安平町出身の会員、竹内二美さん(63)も「いずれ3町の仮設住宅の集会室などで、私たちが作った料理を一緒に食べながら交流する機会を持ちたい」と話していた。

 同会は、雑誌「婦人之友」愛読者や主婦らでつくる女性団体「全国友の会」の支部組織。同会は、昨年9月28日から11月2日までの週2回、避難所だった安平町早来町民センターの調理ボランティアに会員を派遣。同11月13日には、むかわ町で茶話会を開き、地震の記憶と防災の知恵を共有した。同12月8、9日には、厚真町内で行われたイベントで豚汁の炊き出しに参加するなどの支援を展開。今年3月8~12日には、厚真、安平、むかわ町にそれぞれ全国友の会からの寄付金30万円を届けた。

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