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象徴空間、周辺環境整備に総力 戸田町長が町政執行方針-白老町議会

2019/3/9配信

 白老町議会定例会3月会議が7日から始まった。本会議で、戸田安彦町長が「次代を拓(ひら)く多文化共生の進化~絆を育み希望・活力にあふれるまちづくり」を基本姿勢とする町政執行方針を説明。町政執行に当たって「来年に迫るウポポイ(民族共生象徴空間)の開設に伴う受け入れ環境の整備を最優先課題と位置付け総力を挙げて取り組んでいく」と決意を述べた

 執行方針の中で戸田町長は人口減少や少子高齢化が急速に進行するなどの課題を挙げた上で、(1)ふるさとの歴史・文化を学び、活躍する人づくり(2)稼ぐ力の創出による活力あるまちづくり(3)絆を育み安心して暮らせる地域づくり―を基本方針に掲げた。

 (1)については「ふるさとの歴史・文化などの魅力に関する認識・理解を深めるため、郷土読本の刊行やふるさと再発見講座、イオル体験交流事業、象徴空間開設の機運醸成を図る取り組みのほか、おもてなし人材の養成を図るまち歩きツアーの実施など、歴史・文化を学び活躍する人づくりを推進する」と説明。

 (2)では、「地域内経済循環を生みだし、稼ぐ力を高めることで、象徴空間との相乗効果を図り地方創生への推進力としていく」とした上で、アイヌ文化を生かした産業化の推進や空き店舗などの有効活用、創業支援などに取り組む考えを強調。(3)では、防災・減災への取り組みを強化するとともに「地域自らが主体となってコミュニティーの活性化へとつながる取り組みへの支援を推進する」とした。

 その上で「三つの基本姿勢は行政だけでは成し遂げられない。まちは町民の皆さんの大切な暮らしの場。多文化共生をキーワードに地域再生の鍵と言われる多様性、包摂性、持続可能性を大切にした文化・産業・暮らしの共生の取り組みをそれぞれが持つ特性と役割を生かし、実践を繰り返すことで、みんなの心がつながる笑顔と安心のまちを目指していく」と述べた。

 安藤尚志教育長は、教育行政執行方針で「地域を支え、豊かな未来を切り拓(ひら)く人づくり」を目標に掲げ、学校教育と生涯学習における主な施策の内容を説明。学校教育では、学力向上に向けた「児童生徒の学力向上を目指す白老町スタンダード」を基軸に、秋田県能代市と連携した教師派遣などを継続するほか、信頼される学校づくりなどに取り組むことを強調。また生涯学習では、ウポポイの開設を見据え、仙台藩白老元陣屋資料館の整備や史跡白老仙台藩陣屋跡の保存活用計画の成案化に着手することを説明した。

 この日の本会議では、9578万円を減額する2018年度一般会計補正予算案のほか、五つの特別会計補正予算案、病院事業会計補正予算案をそれぞれ原案通り可決した。

 一般質問は11、12の2日間、予算等審査特別委員会は14、15、18の3日間行われる予定だ。

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