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白老・胆振東部・日高

佐藤さん、文科大臣賞受賞 国際現代書道展で最高賞-白老

2019/1/19配信


 白老町在住の書家、佐藤翔雲さん(73)が、札幌市内で開催中の第50回記念国際現代書道展(国際書道協会主催)で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。作品は禅語「淵黙雷轟(えんもくらいとどろく)」を篆書(てんしょ)で書いたもの。白老初の文科大臣賞受賞に佐藤さんは「指導してくれた師匠や先輩、仲間、家族に支えられた中での賞であり、ひと味違う重みのある賞」と受賞を喜んでいる。

 30代で書道を始めた佐藤さんは、1985年に書道研究一葦会を結成。20年ほど前から本格的に書道教室を主宰し、白老や苫小牧で指導に当たってきたほか、毎日書道展で会員賞をはじめ、北海道書道展など、国内における各書道展において最高賞などの受賞歴のほか、各書道展の審査員、白老町書道連盟の会長も務めている。

 同書道展へは篆書をアレンジして書いた禅語「淵黙雷轟」を出展。「雄弁に語るよりも深い沈黙によって雷にでも打たれたかのように真理が伝わることがある」という意味。40年以上の長い書道人生で初めての文科大臣賞受賞に佐藤さんは「これまでも大きな賞は頂いてきたが、文科大臣賞はまた違った重みがあり大変ありがたい」と喜びを語る。

 これまでの書道人生を振り返り「書道人としてやってきたことが間違いなかった。書道は自己実現の場であり、アイデンティティを確立できる場でもあった。死ぬまで書道をやっていきたいですね」と話す。また、「自分自身も多くの仲間に支えられてきたので、後に続く後継者が育っていくための一助になりたい」と語り、SNS(インターネット交流サイト)などを通じた情報発信にも力を入れており「日本の伝統文化でもある書道を世界に発信し続けていきたい」と話した。

 同書道展は20日まで札幌市民ギャラリーで開催中。

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