冬の風物詩 ワカサギ釣り解禁-白老・ポロト湖
2019/1/12配信
白老町のポロト湖で11日、今季のワカサギ釣りが解禁になった。今季は例年よりも解禁が早く、待ちわびていたファンたちが早朝から足を運び、次々とワカサギを釣り上げていた。
今季のポロト湖のワカサギ釣りは、雪は少ないものの深夜早朝の冷え込み、雨が降らなかったこともあり、例年よりも早く氷の厚さが解禁基準となる20センチに達したという。いつもより早いスタートを迎えた。前日に解禁が告知されたため、早朝から待ちわびていたファンがポロト湖に足を運び、テントを張ったりして寒さをしのぎながら氷に穴を空け釣り糸を垂らした。
午前5時半に一番乗りで到着した登別市の中田隆さん(72)は「この時期だからこそ楽しめる。ワカサギ釣りが解禁になると冬を感じますね」と話し、早速釣り糸を穴に投入。次々にワカサギを釣り上げていた。2時間ほどで70匹ほど釣り「例年よりも少し小さめのような気がする。皆勤賞を目指してワカサギ釣りを楽しみたい。今夜は天ぷらにして食べたいですね」と語った。
営業時間は早朝~日没。料金は大人(中学生以上)500円、子ども200円。通年券は大人4000円、子ども2000円。氷の穴空け道具は無料で貸し出ししているほか、釣りざおやテントの有料レンタルも実施中。
期間は3月上旬までを予定している。
問い合わせは、白老ふるさと2000年ポロトの森インフォメーションセンター(午前8時~午後4時) 電話0144(82)6755。