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白老・胆振東部・日高

情報拠点に活用、宿泊も可能に 白老・ポロトの森に移動可能な施設を設置

2018/12/10配信

 白老町のポロトの森エコミュージアム推進協議会は、宿泊機能を持った情報拠点を目指し、ポロトの森ビジターセンター裏手にアーキビジョン21(千歳市)が製造したスマートモデューロ(移動可能な家)を設置した。「mem(メム)」と名付け、今月中に宿泊を可能にするための準備を進めている。2020年4月の民族共生象徴空間開設に向けた情報発信の拠点基地とし、体験プログラムの造成や森林保全、交流の場のサロンとしての活用を目指している。

 昨年4月に設立した同協議会は、象徴空間開設を見据えて、隣接するポロトの森やポロト湖に滞在しながら森の保全活動、アイヌ文化を取り入れた体験交流エリアとして体制構築を目指している。今年度から各種体験プログラムを造成し、モニターツアーを実施して、町外からの観光客の受け入れを始めている。

 今回設置したスマートモデューロは、長さ12メートル、横幅2・4メートルの大きさ。ポロトの森で活動する人たちのサロンとし、ここに宿泊しながら森の中で活動したり、町外からの観光客を受け入れた体験プログラムを実施するなど、宿泊機能を持った情報発信サロンとして活用する。

 サロン運用の中心として活動する地域おこし協力隊の手塚日南人さんは「例えば英語を勉強したい人がここでガイド活動を通して英語を学んだり、環境保全の理解を深め合ったり、テレワークの拠点にしてワークショップにつなげたりと、さまざまな活動の拠点にしていきたい」と話す。企業と連携した森の保全、さらに森の中を散策するなど知的好奇心を満たせる体験プログラムの提供を目指している。

 将来的に会員制での利用も検討しており、手塚さんは「サロン周辺も含めて人間の創造性を育む空間をデザインし、町内全体のエコミュージアム化につなげていけたら」と話している。

 スマートモデューロは今月設置したばかりのため、電気工事などの準備を進めるとともに、ここに集った人たちと共にサロンの装飾作業をしていく。併せて、活動への参加者も幅広く募集している。

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