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鵡川ししゃもまつり 2万人来場

2018/11/6配信

 胆振東部地震からの復興イベント「鵡川ししゃもまつり」(実行委員会主催)が4日、閉幕した。町の活性化に弾みを付けようと、鵡川中央小グラウンドを会場に2日間の日程で開き、主催者発表で道内外から計2万人が来場した。

 初日となる3日は開場の午後1時前から、多くの町民や観光客でにぎわい、名物の焼きししゃも4000人前とししゃも汁1400人前は午後3時ごろに売り切れた。同5時からは800発の打ち上げ花火がスタート。一発一発に大きな歓声や拍手が起こり、会場に笑顔があふれた。

 4日も地元のししゃも太鼓や鵡川高校と同中学校の吹奏楽演奏、近隣のご当地キャラのお目見えなどが行われた。

 町内のシシャモ販売店や飲食店など10カ所中7カ所を巡ると抽選でむかわ産米からつくった日本酒「彩(さやか)」など、地産品が当たるスタンプラリーには2日間で約1000人が参加し、会場周辺の店も大いににぎわった。

 町美幸の喫茶店経営、高階力さん(71)は「家族連れがたくさん来てくれて活気が戻ったよう」と笑顔を見せた。

 町観光協会の荒舘康治事務局長(44)は「会場を訪れてくれた皆さんの笑顔が見られてうれしい。町にも人が入り、町全体を元気にしたいという願いもかなった。イベントを機に町民みんなの気持ちが前に向くきっかけにできたら」と話していた。

 家族5人で祭りを楽しんだ苫小牧市拓勇東町の主婦、西川恵子さん(33)は「むかわは苫小牧からも近く、家族で遊びに行ける。活気が戻ってくれたらと思う」と話した。

 花火を見終えた町美幸の自営業、辻太郎さん(42)は「どーんと、ひとつひとつ響く音や光が、復興に向けて頑張ろうと思う気持ちを後押ししてくれているような気がした」と目を細めた。

芸能人6人 被災者を激励

 3日、復興グルメイベント「鵡川ししゃもまつり」の特設ステージで歌手の堀内孝雄さんや森高千里さん、タレントの田中義剛さんら6人が、それぞれの持ち歌を披露し、被災者を激励した。芸能事務所アップフロント(東京)と花畑牧場(十勝管内中札内村)のタイアップイベント。堀内さんらはステージ後に報道陣の取材に応じ、コメントを発表した。

 因幡晃さん(64)
 会場から「ありがとう待ってたよ」という声が聞こえた瞬間、ここに来て良かったと感じた。またみんなで来れたらいいなと歌いながら思った。元気に、また会いましょう。

 森高千里さん(49)
 手拍子や笑顔、歓声で歌に応えていただいた。会場にいる全員が笑顔になったのを見て私がパワーをもらったような気持ちになった。参加できて本当に良かった。

 田中義剛さん(60)
 たくさんの方に来ていただき、熱心に歌を聞いていただいたことが本当にありがたい。皆さんの笑顔を見ただけで、ここに来た意味はあったと実感している。

 堀内孝雄さん(69)
 多くの皆さんから温かく会場に迎え入れてもらったような気持ち。私も会場の皆さんもお互い緊張することなくリラックスしてステージができた。ありがとう。

 岡井千聖さん(24)
 皆さんの笑顔が見られたことで逆に元気をいただいた。きょうの笑顔を思い出して、たくさんのことを乗り越えていってほしい。また機会があったら、ぜひ足を運びたい。

 杉田二郎さん(72)
 いろんなことを乗り越えようと手を取り合って歌を歌い、前へ前へ進んでいこうとする熱いものを会場の皆さんから感じた。私も慌てず、ゆっくり進んで行きたい。

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