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北海道胆振東部地震

温かい食事で笑顔広がる シェフら夕食の炊き出し-安平

2018/9/11配信

 胆振東部地震による余震が続く中、安平町の認定こども園・はやきた子ども園(井内聖園長)で8日、ボランティアに駆け付けたシェフらによる夕食の炊き出しが行われた。ガスは使用できるものの、断水で家庭での調理はままならない中、十分な食事を取れない住民が多く、家族連れや高齢者ら多くの住民に喜ばれた。久し振りの温かい食事に安堵(あんど)の表情を浮かべ、子どもたちの元気な笑顔が広がった。

 安平町早来地区では避難所が開設されているが、さまざまな理由で自宅で生活する人も多い。避難所では自衛隊からの食料支援を受けられるものの、自宅にとどまる住民にまでは温かい食事が支給されず不便な生活が続いていた。

 こうした中、同園では同日から職員やボランティアにより給食を含む保育業務を一部再開した。

 同園を運営するリズム学園の職員渡辺尭宏さん(32)の友人で別な用事で来道していたシェフの本間惇さん(32)が「自分にできることがあれば力になりたい」と同園と協議。ボランティアらと協力して、同園の調理器材を使ってカレーライスやシチューをつくり、振る舞った。

 8日の午後5時ごろ、小学生の息子3人と訪れた母親(45)はインターネットの交流サイトの情報で炊き出しを知った。「家は断水で洗い物もできず料理もほとんどできずにいる。とてもありがたい」と話した。

 息子で早来小6年の小泉司君(12)は「やっと温かい物が食べられる。人が集まる所に来て友だちにも会えてほっとした」と笑顔を見せた。

 この日同園は、1時間ほどで約300食の食事を提供。炊き出しは9日も行われニョッキやサラダ、みそ汁などが振る舞われた。

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