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ピリカノカ・ジャーニー、2020年に再申請へ 西胆振日本遺産推進会議、ストーリーの見直し検討

2018/8/8配信

 西胆振日本遺産推進会議(会長・青山剛室蘭市長)は6日、室蘭市内で第3回会合を開き、今年5月に「西胆振ピリカノカ・ジャーニー」の日本遺産の落選を受けて今後の対応を協議した。文化庁への聞き取りや白老町の民族共生象徴空間開設を見据え、2020年の再申請を目指すことを確認。また、再申請に向けたストーリーの見直しや新たな取り組みの検討に向けて文化研究と観光振興の2部会を設置した。

 室蘭市や白老町など西胆振の3市4町で構成する同会議は、アイヌ語地名が残る西胆振一帯の海岸を中心に、アイヌの世界観を体感できる物語を構築。18年度の日本遺産認定に向け文化庁に申請していたものの、道内では上川管内上川町などで構成する「カムイと共に生きる上川アイヌ」のみが認定され、西胆振は落選していた。

 この結果を受け、同会議では、事務局が文化庁に対しての聞き取り結果や上川アイヌの特徴など、西胆振が認定に至らなかった要因の検証結果を説明。文化庁からは、地理学をベースとするストーリー構築や素材の魅力などが評価された一方、ストーリーの明確化、民間サイドの体制構築など不十分な点が指摘されたという。

 こうしたことから、象徴空間の開設を見据え20年の再申請に向けてストーリーと地域活性化計画を再検討することを確認。ストーリーでは特に上川アイヌとの差別化やアイヌの日々の生活に関する記述の加筆、地域活性化計画では、官民連携による推進体制の構築などが課題として上がったほか、地域の団体や住民における認知度向上や機運醸成も課題とした。

 事務局の胆振総合振興局は「1年かけてじっくりと再申請内容を検討していきたい」として、再申請に向けた検討の中心となる2部会の設置を提案し、全会一致で承認された。

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