6

22(金)

胆振の
明日の天気

晴れ時々曇り

24 / 14

白老・胆振東部・日高

ポーランドの研究者百年忌 旧アイヌ民博職員、カムイノミ執り行う-白老

2018/5/19配信

 白老町の旧アイヌ民族博物館で17日、ポーランドの民俗学者でアイヌ文化を研究し同国の独立運動にも尽力したブロニスワフ・ピウスツキ(1866~1918)の百年忌行事が行われた。北海道ポーランド文化協会(安藤厚会長)主催。没後100年を17日に迎え、アイヌの伝統儀式カムイノミが執り行われ古式舞踊もささげられた。

 ピウスツキは1902年から05年までサハリン(樺太)で樺太アイヌの調査に当たった。極東滞在中に数回にわたり日本を訪問。03年8月には白老町に来てアイヌの調査を行った。その業績をたたえて2013年10月にはポーランド共和国政府からピウスツキの胸像が旧アイヌ民族博物館に贈られている。

 百年忌には、駐日ポーランド共和国大使館(東京)よりウカシュ・オスミツキ領事ほか1人が参加。北海道ポーランド文化協会からは安藤厚会長(71)ほか2人が出席した。儀式の運営は、アイヌ民族文化財団(本部札幌)の旧アイヌ民族博物館スタッフが行った。20年に開設されるアイヌ民族文化復興拠点「民族共生象徴空間」の整備に伴い工事が行われている旧アイヌ民族博物館の敷地内での実施。最初にアイヌの伝統的な住居チセの中で酒を火の神にささげるカムイノミを行った。次に屋外に設置してある胸像前で古式舞踊をささげた。その後、チセに戻り、無事に儀式と舞踊が終わったことを神に知らせるカムイノミも行われた。

 儀式に参加したウカシュ領事(39)は「多くの人が集まってくれてうれしく思う。ポーランド人として感慨深い。ピウスツキがここで行ったことを皆さんが知っていてくれてありがたい」と語った。

 安藤会長は「このような機会を今後も持ちたい。ピウスツキの顕彰を続けていければ」と話した。

週間ランキング

集計期間 06/15〜06/22

お知らせ

受付

苫小牧民報社から