ティラノサウルス「スコッティ」特別展 むかわ町恐竜ワールドセンター
2017/9/20配信
むかわ町の恐竜化石を生かしたまちづくりを民間から推し進めているむかわ町恐竜ワールドセンターが、鵡川地区の四季の館たんぽぽホールで開催中の「ティラノサウルス・レックス『スコッティ』特別展」に合わせて、手作りの恐竜関連グッズなどを販売している。期間中の土、日曜日・祝日に展示会場前のロビーにブースを構える。23、24の両日も、展示、販売を予定している。
センターと町、町教育委員会が共催する特別展は16日に開幕。穂別地区から産出したハドロサウルス科恐竜化石「むかわ竜」とほぼ同時代の生物となる、むかわ町立穂別博物館収蔵のティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格を展示する企画展だ。
1991年にカナダで発見され、2013年に全身復元骨格が完成した「スコッティ」は「恐竜博2016」でも展示。世界に3体しかない貴重なレプリカのうちの一体で全長は12メートル、高さが5メートルほどとなる。
センターではこれに合わせ、土、日曜日・祝日にブースを構えて、恐竜をかたどったブローチや木工品、陶器、書籍、Tシャツなどのさまざまな恐竜関連グッズを展示、販売。台風が北海道に上陸した18日こそ来場者は少なかったが、初日は800人、2日目も1500人を超える観覧者がおり、ブースもにぎわいを見せた。
特別展は24日まで。時間は午前10時から午後4時までで入場無料。23日午後5時からは日本における恐竜研究の第一人者でもある国立科学博物館の理学博士、真鍋真氏による講演も予定。23、24の両日にはバーチャルリアリティーデモンストレーションも企画されている。