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白老在住の侍ランナー・岡さん 大病乗り越え、樽前山登頂

2017/7/14配信

 白老町在住の”侍ランナー”、岡正知さん(65)が、大病を乗り越え樽前山登頂を達成した。昨年に肺がんを患い、一時は歩くことさえままならなかった岡さんだが、ウオーキングなどトレーニングを積み重ね、今月8日に樽前山登山を敢行。岡さんは「たくさんの励ましがあってこそできたこと。トレーニングを積んで10月にはマラソン大会にチャレンジしたい」と意気込んでいる。

 岡さんは52歳から長距離ランナーとして、自ら設定した150キロや200キロといったコースを走破。町内では”侍ランナー”としても知られ、岡さんのチャレンジ精神に感動するファンも多い。

 しかし、昨年7月に吐血し、苫小牧の病院で肺がんの診断を受けた。8月に左肺上部の摘出手術、9月から抗がん剤治療を受け、今年1月まで入退院を繰り返していた。闘病時について岡さんは「歩くこともままならず、誰にも会いたくなくなっていた」と話す。それでも、周囲の励ましや勤務している町民温水プールのスタッフからシューズのプレゼント、さらには根っからの”侍魂”もあって、1月下旬から一歩ずつ歩く練習を積み重ね、4月からは本格的にトレーニングを開始した。

 少しずつ走れるようにもなり、”侍ランナー”復活に向けて樽前山登山を計画。8日午前9時半に7合目を出発し、お花畑コースを通って正午には山頂に到着。途中、呼吸が苦しくなることもあったが、仲間たちのこれまでの声援を胸に計画通り、樽前山登山を達成した。

 岡さんは「とにかく前へ、前へという気持ちで登った。みんなの励ましがあって、何とか恩返しができたらという思いでいっぱいだった」と振り返る。次の目標は10月に町内で開催されるマラソン大会への出場だ。「これからもトレーニングを重ねて、支えてくれた人たちや病気と闘う友人に少しでも勇気を伝えられたら」。大病を克服した岡さんのチャレンジはこれからも続く。

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