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110床で6診療科体制 JCHO登別新病院基本構想

2016/12/22配信

 登別温泉地区からJR登別駅に近い登別東町への移転が決まっているJCHO(独立行政法人地域医療機能推進機構)登別病院の基本構想が20日、公表された。現状の病院機能の存続を基本に、軽度急性期の救急受け入れ強化や地域の医療機関と連携した地域包括ケアの構築を目指す。白老町を含む地域医療の要としての役割を果たす考えだ。

 20日に登別市とJCHOが記者会見し、基本構想の概要を説明した。

 新病院の移転先は登別市登別東町3。病床数は現在の104床(急性期50床、回復期リハビリテーション54床)に対し、新病院では一般病棟55床(急性期40床、地域包括ケア15床)、回復期病棟55床の計110床とする。このうち地域包括ケア病床は、来年4月に現病院で10床分を先行導入する方向で検討している。

 診療科は整形外科、外科、内科、泌尿器科、麻酔科、リハビリテーション科の6科体制。救急医療をはじめ、訪問看護や訪問リハビリなど在宅医療を充実させるほか、通所リハビリ、疾患別リハビリ、在宅療養支援病院などの診療機能を持たせる。

 これらは地元関係者でつくる病院存続対策協議会が要望していた6項目をほぼ踏まえたもので、付属施設として訪問看護ステーション、居宅介護支援事業、地域包括支援センターの整備も盛り込んだ。

 JCHO側は新病院の経営について「建設コストの償還などを考慮すると、損益分岐点を超える経営収支が重要」とし、道内4カ所のJCHO系列病院との連携を通じ、継続的に医師を安定確保できる仕組みの構築などを目指す考え。来年5月の公告、同8月に入札し、「2020年4月の開設を目指す」としている。

 登別市は現在も多くの白老町民が受診していることを踏まえ、「地域医療を担う病院として白老町の個人医院との連携も進めたい。今後は連携を密に自治体間の情報共有を進めていきたい」との見解を示している。

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