12

16(土)

胆振の
明日の天気

曇り時々晴れ

-1 / -4

白老・胆振東部・日高

白老・大西さん、道自伐型林業推進協会立ち上げ

2016/12/5配信

 白老町で自伐型林業経営に取り組む大西潤二さん(大西林業代表)が6日、道内の林業関係者ら約20人と北海道自伐型林業推進協会を立ち上げる。大型経営が主流の林業分野で、個人や小規模事業所が連携してビジネス展開を模索する道内では初めての試みという。同日には伊達市で専門家らを集めたフォーラムも開催する。新たな林産業の可能性を探る取り組みとして注目を集めそうだ。

 大西さんは祖父が立ち上げた会社の3代目。白老町内に所有する山林を自家伐採し、まきや炭、木酢液などを製造販売している。2年前に白老町内で行われた研修会で自伐型林業を知り、大西さんが発起人となって小規模林業者ネットワーク構築を目指し、道内の関係者に呼び掛けてきた。

 林業経営の現状について大西さんは「木を切って売るだけでは採算が合わないのが現状」などと説明。付加価値が高まるようなひと手間を加え、新たなビジネスを生み出す団体として取り組みを進めたいという。

 協会立ち上げに当たっては、林業経営者をはじめ、まきづくりに取り組む福祉施設、後志管内ニセコ町の地域おこし協力隊など道内各地の多分野から有志が参画。来年度の事業計画では、道内各地で年5回程度の研修塾開催、樹種別の分科会、自伐林業家を育成する養成塾の開催などを予定している。

 大西さんは事務局長として運営に当たる予定。今後の運営方針について「従来型の林業経営は50、60年程度で伐採しているが、樹齢を含めた長期的な視点で伐採することで環境保全効果や持続的な森林経営が期待できる。スタートラインに立ったばかりだが、会員間でノウハウを共有しながら産業連携を進めたい」などと抱負を語る。

 6日に伊達市で開催する設立記念フォーラムでは、NPO自伐型林業推進協会(東京都)の中嶋健造代表理事が基調講演するほか、自伐先駆者2人の発表、パネルトークを行う予定。会場は伊達市末永町のホテルローヤルで開演は午後3時。参加費500円(一般800円)。

 フォーラムなどに関する問い合わせは北海道自伐型林業推進協議会設立準備会(ならの木家) 電話0144(82)3852

週間ランキング

集計期間 12/09〜12/16

お知らせ

受付

苫小牧民報社から