7

17(火)

胆振の
明日の天気

曇り

23 / 17

千歳・恵庭

農産物直売所・花野菜の年間売上高 9年連続記録更新

2016/11/16配信

 恵庭市南島松で観光誘客にも大きな役割を果たす農産物直売所・花野菜(かのな)は、今年も年間売上高が前年実績を上回った。2007年の開業から売上高は右肩上がりで、年間売上高は9年連続で「過去最高」を更新。今年は天候不順に泣かされたが、新鮮な野菜などを適正価格で売ってニーズに応えた。今年は昨年よりも営業日数が6日間多く、27日の営業終了まで記録をさらに伸ばしそうだ。

 12日に15年度売上高(4億4413万5210円)を上回り、14日現在約4億4900万円。今年は4月2日に営業を始め、過去最長の240日間営業するが、営業日を15日間残して記録を更新した。11月の売上高は1日平均約160万円で、最終的に4億7000万円前後となる可能性が高い。

 年間利用客数は14日現在で32万2522人と、15年実績(32万8954人)と比べて約6400人少ないが、11月の利用客は1日平均1000人を超えており、最終日までに前年実績を上回るのは確実な情勢。最終的には33万5000人近くになりそうで、売上高と同じく9年連続で過去最高を記録する見込みだ。

 今年の概況について藤田和彦店長は「10年間でこれだけ厳しいのは初めて」と話す。8月に立て続けに来た台風、例年よりも早い降雪など、天候不順で利用客は目に見えて減り、農作物や花卉(かき)の確保にも苦労した。品種こそ生産者の努力で多様性を保ったが、数量は昨年と比べて目に見えて減った。

 このため「野菜の市場相場が高値で推移し、(花野菜でも)1割近く値段を上げたものもあったが、品薄に拍車が掛かっていた」と振り返り「1回に取れる野菜の量は、どうしても限られる。朝は野菜がそろうけど、午後にはなくなった」。それでも新鮮、安全、安心を頼りに訪れる利用客に支えられ、品薄を値上げ幅で吸収する形になった。

 これらの現状に「手放しでは喜べない。複雑な思い」と率直に感想を述べつつ「恵庭は他のまちから比べるとまだいい方」と気持ちを入れ直す。26、27両日は品目や時間帯によって値引きする「売り尽くし」も計画中で「おかげさまで目標(年間売上高4億5000万円)も達成できる。畑にあるもの全てを出し尽くしたい」と追い込みを図っている。花野菜の営業時間は午前9時~午後5時。詳細は同店 電話0123(36)2700。

週間ランキング

集計期間 07/10〜07/17

お知らせ

受付

苫小牧民報社から