7

17(火)

胆振の
明日の天気

曇り

23 / 17

千歳・恵庭

恵庭市の公共施設総合管理計画の素案まとまる

2016/11/10配信

 恵庭市は公共施設の更新や統廃合などを具体的に進めるため、市公共施設等総合管理計画実施計画の素案をまとめた。公共施設の床面積の削減目標を、今年度から10年間で3%(7830平方メートル)に設定。青少年研修センター(駒場)をはじめ、廃止・解体する建物やその年度を明記。学校の空き教室を活用した施設複合化の考え方なども示し、憩の家や地区会館などを機能集約する方針を盛り込んだ。

 2015年度に策定した市公共施設等総合管理計画基本計画(16~45年度)を具体化する実施計画。8日の市行政改革推進委員会で素案を公表した。29日開会予定の市議会第4回定例会の議論を経て、市民にも丁寧に説明していく考え。12月中旬以降にパブリックコメント(意見公募)を、年明けにも市民説明会をそれぞれ行い、今年度内に成案化する方針だ。

 基本計画でもともと「上・下水道を除く全ての公共施設(建物)総量を維持することは、事業費を平準化したとしても困難」とし、計画期間内の施設削減率11%を目標に掲げていた。今回はこの計画達成に向けた実施計画をまとめ、16~25年度の10年間を第1次プログラムと定めた。公共施設削減率を3%に設定し、前期・後期5年ずつに分けてその方向性を示し、前期は年度ごとのスケジュールも明記した。

 公共施設は統廃合などで全体を削減・抑制するが、地域ごとの機能維持が大前提で、実施計画は恵庭・漁川左岸、同・右岸、恵み野、島松の4地区に分けて、施設配置の在り方などを示した。例えば島松地区では、島松小や松恵小の空き教室を活用した「施設の複合化」を打ち出した他、島松小学校区では図書館島松分館や島松支所、島松市民センター、島松憩の家など、松恵小学校区では東恵庭会館、東恵庭憩の家、地域会館など、それぞれ施設機能の集約候補に挙げた。

 このうち第1次プログラムは、施設の廃止や解体などの方針を網羅。前期5年で老朽化が著しかったり、役割を終えたりした施設などを積極的に解体・廃止する。市民組織を立ち上げて在り方を検討してきた青少年研修センターは20年度に廃止、21年度以降に解体する方針を明記した他、書庫や倉庫、旧南校寄宿舎などは17年度に解体する。

 さらに憩の家、地区会館、市営住宅などを「施設集約」する方針を新たに示し、施設の統合などを具体的に検討する。ただ、市民生活に関わりがより深い施設で、市民理解を得るのに時間が必要とあり、21年度以降の後期5年間で実行することにした。このうち若草小学校区を重点地区に定め、喫緊の課題だった市営住宅柏陽団地の建て替えを、柏陽憩の家や柏陽会館などの機能集約とセットで検討していく。

週間ランキング

集計期間 07/10〜07/17

お知らせ

受付

苫小牧民報社から